美味しさまでの時間(完全無農薬紅玉) [和道 Wha-Dho 哲学]
完全無農薬紅玉の全粒粉アップルパイを、気合いを入れて焼きました。
私はアップルパイが昔から大好きで、初めて一人で作ったスイーツもアップルパイだった。
美味しいアップルパイはないかな、と探し食べ続けてきたが、なかなかない。
以前、淀屋橋の地下でお土産用みたいなアップルパイがあったが、あれは以外に美味しかった。
なので自分で作る、美味しいアップルパイ
と、言いつつも私のアップルパイは超簡単。
市販のパイシートを使う。アップルとレーズンをふんだんに使い、生地にアーモンドを入れる。
ナッツアレルギーがある友もいるので、半分はナッツなしというバージョンもある。
とにかくすぐ作れて、おいしい。
ところが・・・。
この夏、Loveland でこれまで食べた事がないくらい美味しいアップルパイを食べた。
滞在したFunky Master, Mr. Paul のお母さんのレシピで、Funky Master, Ms. Shino が手作りで焼いてくれた。
≪Loveland Apple Pie≫(勝手に命名!)
↓
このアップルパイの美味しいこと
もう、なんて言っていいのか、叫びたいくらい美味しかった。
一人で食べきるわけにもいかないし、再現しなくてはならないこの味は、とコーフンした
帰国後、紅玉の季節なので紅玉を探した。
最近は、食に対して少し見方が変わっているので、今まで行かなかったような
Health Nuts 的な・・・健康オタクなお店に行く。
そこの店員さんは自然を愛している人たちで、立ち話がすぐに長くなる。
(そして大学の先輩だったことが判明…外大生ここにも!)
さて、そこのお店に、完全無農薬の紅玉が売っていた。
もちろん買ってすぐ丸かじりした。
美味しい!
素材のそのままの味で、こんなに感激するのかというくらいの味だった。
噛みしめれば噛みしめるほど、深い味がしてくる。
日本で完全無農薬で紅玉を栽培されているのは、8人ほどしかいないと聞いた。
栽培するのも大変、生計を立てていくのも大変、大変づくめなのに、
1玉215円で売ってしまっている。
こんなに安く売っていいのだろうかと不安になってしまった。
これはもう気合いを入れてアップルパイをつくらねばと思い、すぐにレシピを探し始めた。
求めるのは、全粒粉のサクサク感、りんごは生に近く、砂糖を使わないアップルパイ。
結局2つのレシピにたどり着き、その2つを足して2で割る作戦にした。
さっそく、完全無農薬の紅玉2玉調達する。
パイ生地をいちから作ったのは、今回が初めて。
全粒粉がこんなに扱いが難しいとは知らなかった。
こねる時に使う水は、もちろん等々力渓谷の湧水ね。
完全無農薬紅玉は皮ごと使った。野菜やフルーツは、皮と実の間に栄養がある。
砂糖は使わない代わりに、大さじ1杯のAgave
結局、残ったのはこれだけ。
土のあるところに住んでいたら、これも土に返せるのにと思う。
30分後、焼きあがったアップルパイ
オヤツにしようと思っていたのに、気づいたら半分近く食べてしまい、
晩ご飯がアップルパイになりました!
自然の素材を使って、農薬から解放され、大地の味を身体に入れるのには、時間がかかる。
まず、この1つの紅玉ができるまでの長い長い道のり、
全粒粉のもつ大地の栄養分、素材を活かすレシピ選び・・・
ひとつひとつを選んで、手間ひまかけて、作りあげるのには時間がかかる。
だからこそ手作りならではの、深い味が出てくる。
お店に行けば何でも売っていてすぐに手に入るけど、できるだけ手作りのものを食べたいと思う。
毎日食べるご飯くらいは手作りしたい。それが自分の血となり肉となるのだから。
心の栄養は、食べるまでの時間の中にあるのかも・・・一緒に食べる人も含めて
これからは、粉からいろんなものを作ってみたい。
コネたり、伸ばしたり、寝かしたり、切ったり、巻いたり。
生きるのもゆっくりでいいのかな。スローフードにスローライフ。
でもやっぱり、Loveland Apple Pie が恋しい
私はアップルパイが昔から大好きで、初めて一人で作ったスイーツもアップルパイだった。
美味しいアップルパイはないかな、と探し食べ続けてきたが、なかなかない。
以前、淀屋橋の地下でお土産用みたいなアップルパイがあったが、あれは以外に美味しかった。
なので自分で作る、美味しいアップルパイ
と、言いつつも私のアップルパイは超簡単。
市販のパイシートを使う。アップルとレーズンをふんだんに使い、生地にアーモンドを入れる。
ナッツアレルギーがある友もいるので、半分はナッツなしというバージョンもある。
とにかくすぐ作れて、おいしい。
ところが・・・。
この夏、Loveland でこれまで食べた事がないくらい美味しいアップルパイを食べた。
滞在したFunky Master, Mr. Paul のお母さんのレシピで、Funky Master, Ms. Shino が手作りで焼いてくれた。
≪Loveland Apple Pie≫(勝手に命名!)
↓
このアップルパイの美味しいこと
もう、なんて言っていいのか、叫びたいくらい美味しかった。
一人で食べきるわけにもいかないし、再現しなくてはならないこの味は、とコーフンした
帰国後、紅玉の季節なので紅玉を探した。
最近は、食に対して少し見方が変わっているので、今まで行かなかったような
Health Nuts 的な・・・健康オタクなお店に行く。
そこの店員さんは自然を愛している人たちで、立ち話がすぐに長くなる。
(そして大学の先輩だったことが判明…外大生ここにも!)
さて、そこのお店に、完全無農薬の紅玉が売っていた。
もちろん買ってすぐ丸かじりした。
美味しい!
素材のそのままの味で、こんなに感激するのかというくらいの味だった。
噛みしめれば噛みしめるほど、深い味がしてくる。
日本で完全無農薬で紅玉を栽培されているのは、8人ほどしかいないと聞いた。
栽培するのも大変、生計を立てていくのも大変、大変づくめなのに、
1玉215円で売ってしまっている。
こんなに安く売っていいのだろうかと不安になってしまった。
これはもう気合いを入れてアップルパイをつくらねばと思い、すぐにレシピを探し始めた。
求めるのは、全粒粉のサクサク感、りんごは生に近く、砂糖を使わないアップルパイ。
結局2つのレシピにたどり着き、その2つを足して2で割る作戦にした。
さっそく、完全無農薬の紅玉2玉調達する。
パイ生地をいちから作ったのは、今回が初めて。
全粒粉がこんなに扱いが難しいとは知らなかった。
こねる時に使う水は、もちろん等々力渓谷の湧水ね。
完全無農薬紅玉は皮ごと使った。野菜やフルーツは、皮と実の間に栄養がある。
砂糖は使わない代わりに、大さじ1杯のAgave
結局、残ったのはこれだけ。
土のあるところに住んでいたら、これも土に返せるのにと思う。
30分後、焼きあがったアップルパイ
オヤツにしようと思っていたのに、気づいたら半分近く食べてしまい、
晩ご飯がアップルパイになりました!
自然の素材を使って、農薬から解放され、大地の味を身体に入れるのには、時間がかかる。
まず、この1つの紅玉ができるまでの長い長い道のり、
全粒粉のもつ大地の栄養分、素材を活かすレシピ選び・・・
ひとつひとつを選んで、手間ひまかけて、作りあげるのには時間がかかる。
だからこそ手作りならではの、深い味が出てくる。
お店に行けば何でも売っていてすぐに手に入るけど、できるだけ手作りのものを食べたいと思う。
毎日食べるご飯くらいは手作りしたい。それが自分の血となり肉となるのだから。
心の栄養は、食べるまでの時間の中にあるのかも・・・一緒に食べる人も含めて
これからは、粉からいろんなものを作ってみたい。
コネたり、伸ばしたり、寝かしたり、切ったり、巻いたり。
生きるのもゆっくりでいいのかな。スローフードにスローライフ。
でもやっぱり、Loveland Apple Pie が恋しい
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