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オーストラリア(アデレード)滞在記【後編】 結婚祝賀パーティとコレクティブ・コミュニティ(造語) [オーストラリア☆エコ・ビレッジ通信]

【オーストラリア滞在記【前編】 アデレードの持続可能な暮らし】はこちら・・・


今回のオーストラリアは、私たち2人の将来を左右するとても大切な滞在でした。そしてまた、スチュアートの家族と親族、友達に結婚を報告するのも大きな仕事でした。


オーストラリアに着くと、ママは 「ついに来たのね!」 と連発。

「ついに」、というのは、結婚報告が8ヶ月も遅れたことに対してのお小言もあると思いますが、日本ヲタクの長男が、とうとう日本女性と結婚したこと、アジア人がついにKERR家に嫁に来た!、という「ついに」なのだと思います。はい、きました。

オーストラリア到着後から結婚パーティの前まで、ママはずっとソワソワしていました。最初は、ドレスはどうする?仏前にするの?と。まずもってこのあたりにお寺はないし、実はクリスチャンのママはテーマまで決めて訊いてきました。私は、「結婚式はやりましたから、カジュアルなパーティにしてほしいです」とお願いしました。お祝いしたい想いが心から伝われば、宗教は全く関係ありません。ですが8ヶ月も経って、ここでドレスを着るなんて想像できないので、お断りをしました。だけど、私が家族に入ることを喜んでくれるのが、とっても嬉しかった[るんるん]

ママは手先が器用で、ケーキのアイシングで賞をとるほどの腕前。ママとパパが、40年以上に結婚式で作った、ケーキのデコレーションを使って、新しいケーキを作ってくれることになりました。私たちの為に、倉庫をひっくり返して探していたようです。Thank you!!

このケーキは、主にヨーロピアンやアングロサクソン系の国で、クリスマスなどにも作りますが、お酒とフルーツと砂糖を大量に使ったケーキで、何年置いておいても腐りません。それを使いつつ、今回は新しく再構成。 こうして、ママとパパの結婚式の思い出の品が、長男の結婚式で再登場しました↓↓

wed cake photo.jpg

西洋の引き継がれていく文化ね。素敵[ぴかぴか(新しい)]

男性陣だけの乾杯のセレモニーは、日本のお酒を用意して行われました。日本のお酒は、京都伏見の清酒!私の実家は京都だよというと、みんなこの偶然に喜んでいました。東京で結婚した後も、伏見の友達が清酒を贈ってくれて、それで乾杯していたんですもん[バー] ←日本酒好きのスチュアートがあっという間に頂きました

photo (39).JPG

パーティの最後は、スチュアートの家族と友達と、90歳になるナナ(おばあちゃん)が残ってくれて、みんなでウェディングロードを作ってくれました。
ほんとに幸せな時間をありがとう!

Wedding Party, Feb 2013 (3).JPG

ところで、このパーティを挟んで、最後まで持続可能な暮らしツアーは続きます。最終日に、スチュアートも、パパとママも前々から気になっていた、新しいタイプのコミュニティを訪れました。そこは、意識の高い人が集まったコレクティブハウスの発展版、、、あるかわからないけど、私が命名するところの『コレクティブ・コミュニティ』。自然を愛し、持続可能な生き方を実践したい人が、ある一定の資金を出し合って、広大なエリアの中で暮らすというもの。一昔前は、ヒッピーたちがこれに似たような場所にいたかもしれず、もう一昔前、食べるために生きなければならなかった時代にも、同じ目的を持つ人同志が集まっていたような場所。いわゆる、酋長とかメディスンマンという自然と人間界をつなげる重要な人物的存在が、同じ志を持つ人をつなぎあわせる・・・そんなコミュニティ。

現代は、愛ある人たちと暮らし、仕事に成功し、自然と人間とがバランス良く調和する暮らしを実践したい人が集まる場所だと思います。このコミュニティに住む人は、同じくここに住んでいる人物に必要なものを提供する(調理する、修理する、必要な資金を支払う、治癒する、等)。ただフリーダムを叫ぶ暮らしではなく、ここに存在しない誰かにお金だけ提供するのでもなく、どの人もそれぞれに責任と自覚を持って住むコミュニティ。たくさんの大人が子どもの存在を見守り、豊かさや愛を学べて、人間の基盤が安全に作られるようなところ。

実は、東京で旦那さんがお仕事に出掛けると、私はせっせとこの設計図を描いていました。何枚も、何枚も。自然に沿った、豊かな暮らしを実践するための設計図。方角方位、自然のエレメント、ポータルもすべて取り入れた、古代の暮らしの現代版コミュニティ。そしたら、オーストラリアにあった!

さてさて、このブログを書いている今、オーストラリア滞在を終えて、既に4ヶ月経っています。そして現在、私たちはその方向へ行くべく動いています。

宇宙の創造主がいるとしたら、私たちの「駒」を、こっちからあっちに移動しようとしている感じ。そうとは言っても私たちは霊的存在なのではなく、人であり、社会的存在でもあります。見えない「駒」が動こうとしたので、私たちは社会的、法的な準備を整えて、「駒」の移動に備えている、という具合かな? [グッド(上向き矢印)]


【おまけ】
有袋類のウォンバットちゃん。
お腹の赤ちゃんをまもるため、ママは自然と女性からしか餌をもらいません。

photo (42).JPG




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