4.選ばれし勇者のリトリート [ニューメキシコ州リトリート 2012]
選ばれし勇者とは、自分の人生の意味を知って、内にある情熱をしっかりと感じ、または取り戻し、愛と幸せを感じて生きることを決意した者です。もう、自分の人生の犠牲者にならない。もう、誰も責めない。本気で自分の人生を生きると決意した者たち。誰だって参加できるのです、決意さえすれば。
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オソ・ビスタに宿泊するだけで、癒されていることを実感する毎日。精霊の棲む家だろうことは、滞在する誰もが感じてるはず。参加者はここを拠点に、毎日さまざまなアクティビティに参加します。
和道のアクティビティは「楽しい」という言葉では全く物足りないものばかり。生きることについての本質を知りたいという目的を持った人が集うリトリートなので、時空を超越したスピードで様々な癒しや気付きがおこっていきます。意識の変化も、まるで複数の人生をまたいで起こる感覚・・・。
まずはオープニングセレモニー。ミュージシャンでもあるポール氏がドラムを使って祈祷を捧げます。
オソ・ビスタからの全景です。
↑ ↑
写真の左下、ブラウンの建物がナバホ族の伝統で作られたホーガン。オソ・ビスタの所有者、アーティストであり、美術の教師、間違いなく多くの学生たちのメンターであるマーガレットが、伝統に則って2000年に建てたものです。
ホーガンの前で、和道気功を実践します
とてもシンプルで、大地の力と、天の力を、己の心に通して、エネルギーを高める気功です。ポール氏が長年の経験をもとに、短時間で誰でもやりやすく開発したもので、気・エネルギー・チャクラを整えることにより、人生そのものが豊かに幸せになっていきます。(←ホンキで豊かになるのか?と思ったら、和道コースを取得中の方に実際に聞いてみて♪)
私もここ数年は毎日この気功を行っています。ポール氏自身、F1スピードで多忙な生活をおくっているため、この気功は短時間で効率よく気が整うようデザインされています。
シンプルですぐにできる和道の呼吸法やヨガなど、いろいろ出てくるのですが、、、ここでは割愛します!
かつてアナサジが住んでいた裏山を散策に出かけます。単なるウォーキングではなく、訪問者として聖なる大地に感謝するための祈りをささげる行為でもあります。
もちろん、和道で学ぶ浄化の瞑想(クリーニング・メディテーション)、そしてハートの瞑想(ハート・メディテーション)も行います。
ここに参加する方は、少なくとも和道ベーシックコースを受けることが条件となっています。このリトリートで得られる恩恵を最大限にるために、敢えてそのように構成されています。
喉が渇くとチャイタイム。インド出身のポール氏自身が、本物のチャイをふるまいます。
私が初めて師匠のチャイをオハイオの自宅で頂いた時、「直感」とは何か、そして直感を磨く方法も伝授していただきました。とても豊かで濃い時間が流れます。
2010年にワークショップで、ネイティブアメリカンのメディスンホイールの講義をしてくれた、レイトン・クーガー氏が所有する、野生オオカミのサンクチュアリにも訪れました。半狼半人の不思議な魅力のレイトンです。
私は彼のスピーチを 『レイトン劇場』 と呼んでいます。動物とコミュニケーションができる情熱的な彼の話が尽きることはありません。彼の話に、宇宙の叡智を感じることでしょう。
その後、野生オオカミと触れ合います。野生のオオカミは、人間に言葉でコミュニケーションするのではない。目を通して私たちに叡智を教えてくれる...2010年の参加時には、レイトンがそう教えてくれました。現在は州の法律が変わり、2012年のリトリートではもうケージの中に入れませんでした。その代わり、野生オオカミを代表して、全米に狼保護の活動に出掛けるフラーリー君が出てきてくれました。
なんと愛おしい・・・
時には訪問者も訪れます。
一番右側の女性は、イタリア人で作家のフランチェスカ。彼女は馬使いで、若い頃にホピ族と、ホピの馬たちと共に全米を馬で旅しました。それから数十年。彼女はネイティブアメリカンの女性としての名を受け、現在はナバホの土地で人生の大半を過ごしています。左側の男性は、パートナーのウンベルト。彼は詩人です。二人はこの土地を拠点に、世界を旅する素敵なカップル。
一日かけてエルモロ国立公園をハイキング。
このそびえたつ巨大な岩を、4時間ほどかけて登っていきます。
各所に、それぞれの岩とそしてここに住む動物や植物についての案内があります。遠い昔、といっても今と風景は変わらないのでしょうが、このモニュメントを目指して旅をした人たちが、たくさんの傷やメモをこの巨大岩に残して行きました。
ある旅人、Stewart の名前も刻まれていました。本人の頭の少し上くらいに文字があります・・・
一匹の美しい色のリザードが、私とスチュアートをじっと見て佇んでいます。
ポール氏が、私たちのトーテムアニマル(守護動物)がリザードであり、自然界からリザードが運んでくるメッセージを教えてくれました。「存在するすべてのことはコミュニケーションしている(=すべての物ごとはつながっている)」というネイティブアメリカンの言い伝えを、いつも大切なメッセージとともに伝えてくれます。リザードは、私たちの結婚式にも参列してくれました。
アクティブ陣は、遊びながらどんどん山頂へ。
カエルの石とキスをしたり、女性陣はゆっくりと登ります。
途中には、アナサジがかつて住んでいた住居跡でお祈りをしました。私と志野さんは、この地に滞在した初めての夜明けにアナサジのドラムの音を聴いていたので、あの音はここから聴こえてきたのだと改めて感じました。
頂上に着いた時は、360度拡がるパノラマ風景に大感動です。それぞれが、それぞれの想いで自分を解放します!
巨大な石を背中で感じる私
瞑想するリサ
達成感でいっぱいの志野さん※
※リトリートの主宰者ポール氏の奥さま。2012年ニューメキシコでのリトリートを、No.1~No.5までのブログにか書かれています。こちらもどうぞ!
宇宙に向かってヨガをするマヌー
天を仰ぐサナさん
最後は、参加者全員で記念写真!
2012年のリトリートに集ったメンバーは、みんなそれぞれの人生の勇者です!
ハイキングの後は、「オーガニック」「自然食」という言葉さえ軽く感じられてしまうような、愛と祈りとエネルギーに満ちたソウルフードが待っています。自然界によって育てられ、自然から得られた食材、そして4本足の動物さんたちのエネルギーもいただきます。
食を考える。これも大切なテーマです。自然の恩恵が、感謝と愛をもって人に食される時、私たちの体内でエネルギーとなるのだと思います。
自然界からの命を、祈りとともに頂戴し、愛で調理し、そして祈りを捧げて頂く。動物の生命に、母なる自然に、ナバホの言葉で祈祷を捧げるナバホの勇者、アイラです。
男前すぎて毎回、会うたびに腰がくだけそうです。それもそのはず、彼はドイツで、プロのフットボール選手として活躍し、ナバホの大スターとなったのです。侍のように物静かで、物音立てずに行動し、無駄なことは口にしません。私たちが瞑想をしている真横で、物音立てずに15名の夕飯を準備した彼に、男女問わず誰もが羨望のまなざしを向けました。現在、彼はこのナバホの土地に戻り、レストランを経営して、ナバホの救世主として活躍しています。彼の作る、ネイティブアメリカンの伝統のアクセサリ(シルバーやターコイズ、赤サンゴを使ったアクセサリ)はほんとうに見事です。セレモニー用の素晴らしく大きな装飾品をつけさせてもらいましたが、その放つエネルギーといったら!!石そのものが、持つ人を選ぶ。本物です。
ある時は、フランチェスカが住む広大な土地にある、果てしない地の名もない岩の上で、自分と繋がる瞑想(Guided Meditation)を行いました。
旅先は自分の内。答えはすべて、すでに内にある。それを知りに、ここまできたように感じます。
またある夜には、オソ・ビスタの中庭で、神聖な火を焚いて話していると、ナバホの男性がレイトンとともに現れ、この地に昔から言い伝えられている神話、しかし今も実際に起こっている摩訶不思議なお話をたくさんしてくれました。地元のお祭り、そしてロデオにも出掛けます。
そして深夜2時。リトリート中にお誕生日を迎えた雄太さんの、サプライズなバースデーパーティがスタート!!
誕生日を祝われて楽しくない人なんていません。ポール氏と志野さんが、事前に用意しておいた巨大なバースデーケーキを囲んで、全員でお祝いです!
リトリートは、企画した予定を実行することが目的ではなく、心の声を聴いてそれぞれが愛を実践していきます。毎時、毎秒が大切で、私たちの存在そのものが大切なんだと、感じずにはおれません。ここだけでなく、自分が生きる場所で、毎時、毎秒がもう二度とやってこない大切な瞬間。
参加者それぞれのタイミングで浄化がはじまり、その過程で大きな癒しと理解を得ます。自分の中で長年わだかまっていた些細なことや、無視し続けてきたことが、実は人生の足止めをさせていた大きな枷だったことに気づいたり。真の自分の存在に気づき、そして浄化の涙が流れ、台風のように身心体を駆け抜けていくエネルギーが去った時、なにかついていたものがさっぱりと落ちています。その後、目の色、強さ、顔つき、オーラ、すべてが違います。これこそが真のリトリート。
リトリートが始まった時、私たちは一体何が起こるかわかりません。しかし、始まった時には、あるがままに、なるべき状態でこのリトリートが成功に終わることが、自然と私たちにはわかっています。
さて、次のブログが最後のブログ。このリトリート最大のサプライズイベントです!
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オソ・ビスタに宿泊するだけで、癒されていることを実感する毎日。精霊の棲む家だろうことは、滞在する誰もが感じてるはず。参加者はここを拠点に、毎日さまざまなアクティビティに参加します。
和道のアクティビティは「楽しい」という言葉では全く物足りないものばかり。生きることについての本質を知りたいという目的を持った人が集うリトリートなので、時空を超越したスピードで様々な癒しや気付きがおこっていきます。意識の変化も、まるで複数の人生をまたいで起こる感覚・・・。
まずはオープニングセレモニー。ミュージシャンでもあるポール氏がドラムを使って祈祷を捧げます。
オソ・ビスタからの全景です。
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写真の左下、ブラウンの建物がナバホ族の伝統で作られたホーガン。オソ・ビスタの所有者、アーティストであり、美術の教師、間違いなく多くの学生たちのメンターであるマーガレットが、伝統に則って2000年に建てたものです。
ホーガンの前で、和道気功を実践します
とてもシンプルで、大地の力と、天の力を、己の心に通して、エネルギーを高める気功です。ポール氏が長年の経験をもとに、短時間で誰でもやりやすく開発したもので、気・エネルギー・チャクラを整えることにより、人生そのものが豊かに幸せになっていきます。(←ホンキで豊かになるのか?と思ったら、和道コースを取得中の方に実際に聞いてみて♪)
私もここ数年は毎日この気功を行っています。ポール氏自身、F1スピードで多忙な生活をおくっているため、この気功は短時間で効率よく気が整うようデザインされています。
シンプルですぐにできる和道の呼吸法やヨガなど、いろいろ出てくるのですが、、、ここでは割愛します!
かつてアナサジが住んでいた裏山を散策に出かけます。単なるウォーキングではなく、訪問者として聖なる大地に感謝するための祈りをささげる行為でもあります。
もちろん、和道で学ぶ浄化の瞑想(クリーニング・メディテーション)、そしてハートの瞑想(ハート・メディテーション)も行います。
ここに参加する方は、少なくとも和道ベーシックコースを受けることが条件となっています。このリトリートで得られる恩恵を最大限にるために、敢えてそのように構成されています。
喉が渇くとチャイタイム。インド出身のポール氏自身が、本物のチャイをふるまいます。
私が初めて師匠のチャイをオハイオの自宅で頂いた時、「直感」とは何か、そして直感を磨く方法も伝授していただきました。とても豊かで濃い時間が流れます。
2010年にワークショップで、ネイティブアメリカンのメディスンホイールの講義をしてくれた、レイトン・クーガー氏が所有する、野生オオカミのサンクチュアリにも訪れました。半狼半人の不思議な魅力のレイトンです。
私は彼のスピーチを 『レイトン劇場』 と呼んでいます。動物とコミュニケーションができる情熱的な彼の話が尽きることはありません。彼の話に、宇宙の叡智を感じることでしょう。
その後、野生オオカミと触れ合います。野生のオオカミは、人間に言葉でコミュニケーションするのではない。目を通して私たちに叡智を教えてくれる...2010年の参加時には、レイトンがそう教えてくれました。現在は州の法律が変わり、2012年のリトリートではもうケージの中に入れませんでした。その代わり、野生オオカミを代表して、全米に狼保護の活動に出掛けるフラーリー君が出てきてくれました。
なんと愛おしい・・・
時には訪問者も訪れます。
一番右側の女性は、イタリア人で作家のフランチェスカ。彼女は馬使いで、若い頃にホピ族と、ホピの馬たちと共に全米を馬で旅しました。それから数十年。彼女はネイティブアメリカンの女性としての名を受け、現在はナバホの土地で人生の大半を過ごしています。左側の男性は、パートナーのウンベルト。彼は詩人です。二人はこの土地を拠点に、世界を旅する素敵なカップル。
一日かけてエルモロ国立公園をハイキング。
このそびえたつ巨大な岩を、4時間ほどかけて登っていきます。
各所に、それぞれの岩とそしてここに住む動物や植物についての案内があります。遠い昔、といっても今と風景は変わらないのでしょうが、このモニュメントを目指して旅をした人たちが、たくさんの傷やメモをこの巨大岩に残して行きました。
ある旅人、Stewart の名前も刻まれていました。本人の頭の少し上くらいに文字があります・・・
一匹の美しい色のリザードが、私とスチュアートをじっと見て佇んでいます。
ポール氏が、私たちのトーテムアニマル(守護動物)がリザードであり、自然界からリザードが運んでくるメッセージを教えてくれました。「存在するすべてのことはコミュニケーションしている(=すべての物ごとはつながっている)」というネイティブアメリカンの言い伝えを、いつも大切なメッセージとともに伝えてくれます。リザードは、私たちの結婚式にも参列してくれました。
アクティブ陣は、遊びながらどんどん山頂へ。
カエルの石とキスをしたり、女性陣はゆっくりと登ります。
途中には、アナサジがかつて住んでいた住居跡でお祈りをしました。私と志野さんは、この地に滞在した初めての夜明けにアナサジのドラムの音を聴いていたので、あの音はここから聴こえてきたのだと改めて感じました。
頂上に着いた時は、360度拡がるパノラマ風景に大感動です。それぞれが、それぞれの想いで自分を解放します!
巨大な石を背中で感じる私
瞑想するリサ
達成感でいっぱいの志野さん※
※リトリートの主宰者ポール氏の奥さま。2012年ニューメキシコでのリトリートを、No.1~No.5までのブログにか書かれています。こちらもどうぞ!
宇宙に向かってヨガをするマヌー
天を仰ぐサナさん
最後は、参加者全員で記念写真!
2012年のリトリートに集ったメンバーは、みんなそれぞれの人生の勇者です!
ハイキングの後は、「オーガニック」「自然食」という言葉さえ軽く感じられてしまうような、愛と祈りとエネルギーに満ちたソウルフードが待っています。自然界によって育てられ、自然から得られた食材、そして4本足の動物さんたちのエネルギーもいただきます。
食を考える。これも大切なテーマです。自然の恩恵が、感謝と愛をもって人に食される時、私たちの体内でエネルギーとなるのだと思います。
自然界からの命を、祈りとともに頂戴し、愛で調理し、そして祈りを捧げて頂く。動物の生命に、母なる自然に、ナバホの言葉で祈祷を捧げるナバホの勇者、アイラです。
男前すぎて毎回、会うたびに腰がくだけそうです。それもそのはず、彼はドイツで、プロのフットボール選手として活躍し、ナバホの大スターとなったのです。侍のように物静かで、物音立てずに行動し、無駄なことは口にしません。私たちが瞑想をしている真横で、物音立てずに15名の夕飯を準備した彼に、男女問わず誰もが羨望のまなざしを向けました。現在、彼はこのナバホの土地に戻り、レストランを経営して、ナバホの救世主として活躍しています。彼の作る、ネイティブアメリカンの伝統のアクセサリ(シルバーやターコイズ、赤サンゴを使ったアクセサリ)はほんとうに見事です。セレモニー用の素晴らしく大きな装飾品をつけさせてもらいましたが、その放つエネルギーといったら!!石そのものが、持つ人を選ぶ。本物です。
ある時は、フランチェスカが住む広大な土地にある、果てしない地の名もない岩の上で、自分と繋がる瞑想(Guided Meditation)を行いました。
旅先は自分の内。答えはすべて、すでに内にある。それを知りに、ここまできたように感じます。
またある夜には、オソ・ビスタの中庭で、神聖な火を焚いて話していると、ナバホの男性がレイトンとともに現れ、この地に昔から言い伝えられている神話、しかし今も実際に起こっている摩訶不思議なお話をたくさんしてくれました。地元のお祭り、そしてロデオにも出掛けます。
そして深夜2時。リトリート中にお誕生日を迎えた雄太さんの、サプライズなバースデーパーティがスタート!!
誕生日を祝われて楽しくない人なんていません。ポール氏と志野さんが、事前に用意しておいた巨大なバースデーケーキを囲んで、全員でお祝いです!
リトリートは、企画した予定を実行することが目的ではなく、心の声を聴いてそれぞれが愛を実践していきます。毎時、毎秒が大切で、私たちの存在そのものが大切なんだと、感じずにはおれません。ここだけでなく、自分が生きる場所で、毎時、毎秒がもう二度とやってこない大切な瞬間。
参加者それぞれのタイミングで浄化がはじまり、その過程で大きな癒しと理解を得ます。自分の中で長年わだかまっていた些細なことや、無視し続けてきたことが、実は人生の足止めをさせていた大きな枷だったことに気づいたり。真の自分の存在に気づき、そして浄化の涙が流れ、台風のように身心体を駆け抜けていくエネルギーが去った時、なにかついていたものがさっぱりと落ちています。その後、目の色、強さ、顔つき、オーラ、すべてが違います。これこそが真のリトリート。
リトリートが始まった時、私たちは一体何が起こるかわかりません。しかし、始まった時には、あるがままに、なるべき状態でこのリトリートが成功に終わることが、自然と私たちにはわかっています。
さて、次のブログが最後のブログ。このリトリート最大のサプライズイベントです!
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