睡眠で脳を鍛える [おすすめ本]
毎晩眠っている間、身体、心、脳は何をしているんだろう?
ドキュメンタリー番組も多く、それに関する本も多いことが、
その未解明の部分に対する関心の高さを物語る。
『日本睡眠学会』には、基本的な研究結果や分析が書かれています。
http://www.jssr.jp/
睡眠基礎知識を引用いたします。
睡眠は疲労回復のために大事です。
睡眠により心身共に完全な休養状態に入るからです。
すなわち、脈拍や呼吸はゆっくりとなり、血管はゆるみ血圧は下がり、
筋肉は緊張から解放される。
エネルギーは最低限しか使われず、体温も低くなる。
また中枢神経系も極度の休憩状態になる。この完全な休養状態により疲労は回復する。
…ノンレム睡眠は疲労回復に必須です。激しい運動を行った日の夜には、
特にこの睡眠が必要になる。
一方、レム睡眠は心の働きに関係が深い睡眠であり、
一日の間に受けた印象を定着させたり、情緒や欲求を正しくあらわすのに不可欠な睡眠です。
つまり一日の間に受けた心のひずみを回復させる睡眠と云える...
...夢はレム睡眠の間にみている。
つまり、日常の意識下に潜んでいる欲求などを夢により解放しているのかもしれない。
一般に必要な睡眠時間は年齢で違う。
...必要な睡眠時間は必ずしも、
一般に云われるような平均的な睡眠時間で決まるものではない。
現代の高度技術化社会にあって,私たちは生産活動や経済利益を重視するあまり,
睡眠を軽視し犠牲にしてきた。そこから大きな恩恵を受けたものの,
同時に発生したさまざまな歪みのために深刻な睡眠障害が世界的に増加しつつある。
睡眠軽視に起因する大事故も各地で頻発している。
そのほか、睡眠の季節差、個人差、性差、文化差、睡眠異常等についての
興味深い記事が多々掲載されています。
================================
寝る時間が長いのが、まるで恥のように扱われる風潮があるように思うのは私だけ?
眠る時間が必要な人にとって、その時間を確保できるというのは、
栄養に配慮して摂取をしたり、
健康のために定期的に運動をしたりということと同じくらい、
積極的に健康を得るために必要なことだと思うのです。
有名な話で、
アインシュタインは13時間眠るロングスリーパーだったというし、
脚本家の野島伸司氏も12時間、
イチローも9時間(wikipedia)の睡眠をとると言われている。
(基本的にスポーツ選手の睡眠時間は長いそうです)
また、ヒトラー、ナポレオンやエジソンはショートスリーパーだったらしい。
私は、スポーツ選手でも科学者でもないが、長い睡眠を必要とする。
6時間以下の睡眠だと、翌日脳が働かない。
たとえ、脳と身体が必死に働いたとしても、
翌晩は、その睡眠を補うかのように、睡眠時間が長くなる。
6時起きの大学時代は、電車の中で睡眠を補い、
7時起きのOL時代は、補うことができなくて疲労が蓄積されたが、
現在の生活は、アフター5のお付き合いとか全くないので、
睡眠時間がしっかり取れる。
(考えると、オフィスの仕事が5時に終わるのは限られた職場くらいなんだから、
そろそろ「アフターファイブ」を、「アフターセブン」とかにすればいいのにね。
ウルトラマンみたいだけど。)
また、最近読んだ脳に関する本『Power up your mind』によると*、
(というより、どんな本にも書いてあるが、)
寝る前に、今取り組むべき課題の最善の結果を求めると、
例えば朝のシャワールームで、答えがふと浮かぶ、ということも書かれている。
それが真実か否かは今は置いておいて、
今この瞬間瞬間に、自分が欲しているものを見つめて過ごし、
その方向に向かって進んでいくと、自ずと答え(ヒント)は与えられるようになる。
「ぷはぁ~疲れた!」と、ベッドに倒れこみ眠る・・・。
その時、「無意識」と思っている状態で、
身体と心と脳に、必要とされる様々な効果が与えられているのでしょう。
*cf 1
動物行動学者・竹内久美子さんによると、
1日の睡眠時間が、9時間以上の人はロングスリーパー、
6時間未満の人はショートスリーパーと呼ばれる。
*cf 2
"Power Up Your Mind" by Bill Lucas
『脳を鍛えれば今までの10倍うまくいく』
牧野 元三訳
ドキュメンタリー番組も多く、それに関する本も多いことが、
その未解明の部分に対する関心の高さを物語る。
『日本睡眠学会』には、基本的な研究結果や分析が書かれています。
http://www.jssr.jp/
睡眠基礎知識を引用いたします。
睡眠は疲労回復のために大事です。
睡眠により心身共に完全な休養状態に入るからです。
すなわち、脈拍や呼吸はゆっくりとなり、血管はゆるみ血圧は下がり、
筋肉は緊張から解放される。
エネルギーは最低限しか使われず、体温も低くなる。
また中枢神経系も極度の休憩状態になる。この完全な休養状態により疲労は回復する。
…ノンレム睡眠は疲労回復に必須です。激しい運動を行った日の夜には、
特にこの睡眠が必要になる。
一方、レム睡眠は心の働きに関係が深い睡眠であり、
一日の間に受けた印象を定着させたり、情緒や欲求を正しくあらわすのに不可欠な睡眠です。
つまり一日の間に受けた心のひずみを回復させる睡眠と云える...
...夢はレム睡眠の間にみている。
つまり、日常の意識下に潜んでいる欲求などを夢により解放しているのかもしれない。
一般に必要な睡眠時間は年齢で違う。
...必要な睡眠時間は必ずしも、
一般に云われるような平均的な睡眠時間で決まるものではない。
現代の高度技術化社会にあって,私たちは生産活動や経済利益を重視するあまり,
睡眠を軽視し犠牲にしてきた。そこから大きな恩恵を受けたものの,
同時に発生したさまざまな歪みのために深刻な睡眠障害が世界的に増加しつつある。
睡眠軽視に起因する大事故も各地で頻発している。
そのほか、睡眠の季節差、個人差、性差、文化差、睡眠異常等についての
興味深い記事が多々掲載されています。
================================
寝る時間が長いのが、まるで恥のように扱われる風潮があるように思うのは私だけ?
眠る時間が必要な人にとって、その時間を確保できるというのは、
栄養に配慮して摂取をしたり、
健康のために定期的に運動をしたりということと同じくらい、
積極的に健康を得るために必要なことだと思うのです。
有名な話で、
アインシュタインは13時間眠るロングスリーパーだったというし、
脚本家の野島伸司氏も12時間、
イチローも9時間(wikipedia)の睡眠をとると言われている。
(基本的にスポーツ選手の睡眠時間は長いそうです)
また、ヒトラー、ナポレオンやエジソンはショートスリーパーだったらしい。
私は、スポーツ選手でも科学者でもないが、長い睡眠を必要とする。
6時間以下の睡眠だと、翌日脳が働かない。
たとえ、脳と身体が必死に働いたとしても、
翌晩は、その睡眠を補うかのように、睡眠時間が長くなる。
6時起きの大学時代は、電車の中で睡眠を補い、
7時起きのOL時代は、補うことができなくて疲労が蓄積されたが、
現在の生活は、アフター5のお付き合いとか全くないので、
睡眠時間がしっかり取れる。
(考えると、オフィスの仕事が5時に終わるのは限られた職場くらいなんだから、
そろそろ「アフターファイブ」を、「アフターセブン」とかにすればいいのにね。
ウルトラマンみたいだけど。)
また、最近読んだ脳に関する本『Power up your mind』によると*、
(というより、どんな本にも書いてあるが、)
寝る前に、今取り組むべき課題の最善の結果を求めると、
例えば朝のシャワールームで、答えがふと浮かぶ、ということも書かれている。
それが真実か否かは今は置いておいて、
今この瞬間瞬間に、自分が欲しているものを見つめて過ごし、
その方向に向かって進んでいくと、自ずと答え(ヒント)は与えられるようになる。
「ぷはぁ~疲れた!」と、ベッドに倒れこみ眠る・・・。
その時、「無意識」と思っている状態で、
身体と心と脳に、必要とされる様々な効果が与えられているのでしょう。
*cf 1
動物行動学者・竹内久美子さんによると、
1日の睡眠時間が、9時間以上の人はロングスリーパー、
6時間未満の人はショートスリーパーと呼ばれる。
*cf 2
"Power Up Your Mind" by Bill Lucas
『脳を鍛えれば今までの10倍うまくいく』
牧野 元三訳
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