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『遺伝子のちから』 村上和雄著 [おすすめ本]

村上和雄さんは筑波大学名誉教授をされていて、『生命の暗号』の著者である。酵素「レニン」の遺伝子解読をされるなど、世界でも有名な研究者。彼は若くして研究地を日本からアメリカに移したが、彼の人生と遺伝子の関係も本に書かれている。Funky Master がお勧めしてくれたもので、自己探求をしてから初めて読んだ本。生物や科学に関する本は大好き・・・特に覚えているところを書いてみます。

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遺伝子とは?

受精卵は最初はひとつ。これが胎内で細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんとして生まれる時点での細胞は3兆個になっている。体重が50キロの場合、その中には50兆個の細胞が存在している。細胞のなかに核があり、核のなかに遺伝子がある。遺伝子は A、T、C、G の4種類を組み合わせた、30億の化学の記号で書かれている。

遺伝子(30億の化学の記号)の入った細胞が 体内に50兆個 

わたしとあなたの体内にも、同じようにこの膨大な数の遺伝子が存在している。タンパク質をとるように、とよく言われるが、タンパク質は20種類のアミノ酸でできている。このアミノ酸が遺伝子を形成している。

人間は遺伝子に書かれた情報以外のことはできないのだが、人が現在働かせている遺伝子は5%程度。働かせても「せいぜい10%」。もしかすると、ガンジーやマザー・テレサのような聖なる人々は、普通の人たちよりも遺伝子が働いているのかもしれない。

この遺伝子、誰が使わせているのだろうか。

彼は、長年研究を繰り返している過程で、表舞台にでないその過程の裏側には、偶然とは言えない不思議なことがさまざま起こっていると話している。彼はその不思議なものを、何十年も前から "Something Great" と呼んでいる。

では、どうすれば遺伝子はオンになる?
村上和雄教授は、常にプラス思考で感謝して生きる、そして志を高く持つことと書いている。

少し想像してみます。
ちょっと痛みがある時、「痛みが戻る・・・」と考えれば、元気がなくなって、ヤル気がなくなる。痛いと記憶している箇所をわざわざ触って、ここが痛くなる、と考える。まだ痛くないのに、具体的にその痛みの状態まで表現できる。するとそれに応じるかのように、たった今想像した痛みがそのまま出てくる。この遺伝子オン・オフが存在するならば、心のネガティブ作用で、何もかもがオフになっている。(オフになっているだけでなく、マイナスに作用している)

逆に考えてみる。

ちょっとだるくなってきら、少し気分転換をしてみる。痛みと関係ない所に気持ちを向け、深呼吸してみる。無理のない範囲で、好きなものを食べ、好きな音楽を聴き、好きなことをする。他に意識を向けてみる。あれ、こんなだっけ!と楽しい驚きがあればウキウキする。遺伝子オン・オフが存在するならば、オンしている状態と思われる。痛みが戻ってこなければ、もう治ったんだと信じてしまう。そして「もう治った」と公言する!

私の痛みも、この繰り返しで消え去った。本当だよ。この間もメディテーションを続けていると、すべてのことに感謝できる心が生まれてきた。そして、志が高い人たちと一緒に生きていきたい、もっと世界に役立つことがしたいと思えてきた。

はじまりは、わたし
 
わたしは、未知なる遺伝子でできている

"Something Great" が存在するかしないかは不明。解析されてないから。
だけど眠っている遺伝子はたくさんあるんだね・・・[るんるん]


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