『バガヴァッド・ギーターの世界』上村勝彦著 [おすすめ本]
筑摩書房のHPより
古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』の中の一編
同族同士が戦うことに深く悩み、戦意を喪失している勇士アルジュナへ、
御者を務めていた賢者クリシュナ(実は最高神の化身)が、
彼を鼓舞するために説いた教えが、バガヴァッド・ギーター(神の歌)である。
人間存在のむなしさを描き、現世の義務をはたしつつ
解脱に達する道を説く信仰の書をわかりやすく解き明かす。
さらに帝釈天、弁才天、大黒天、毘沙門天、鬼子母神などのルーツを解説し、
宗派を超えて愛誦されてきた最高聖典が、
仏教や日本の宗教文化、日本人のものの考え方に与えた影響を明らかにする労作。
抜粋以上。
『バガヴァッド・ギーター』に書かれている思想とは、
絶対者、すなわち最高神がすべてに遍満し、個々のもののうちにも入り込んでいる。
そして我々個々人のうちに神の性質があるというもの。
また、それは、ある時期に日本の大乗仏教に大きな影響を与えたと言われる。
著者の上村勝彦氏は、インド研究者であり、またサンスクリット語のすぐれた使い手でもあった。
浅草寺の僧侶の家系でその資格を持っていたが、僧であることを煩悶した時期もあった。
彼は、「ギーターを通読しても理解できない箇所が多い」理由で翻訳を渋っていたが、
あるきっかけで、彼は神がかり的に翻訳し出版した。
2003年、逝去。
この『バガヴァッド・ギーターの世界』は、彼の注釈を元に、日本仏教とのつながりを挙げながら
わかりやすく書かれている。
すぐに読めるので、最初の一冊目としてよかった。
『バガヴァッド・ギーター』を読む前に、ここから気になる文言を
少し挙げていこうかと思っております
古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』の中の一編
同族同士が戦うことに深く悩み、戦意を喪失している勇士アルジュナへ、
御者を務めていた賢者クリシュナ(実は最高神の化身)が、
彼を鼓舞するために説いた教えが、バガヴァッド・ギーター(神の歌)である。
人間存在のむなしさを描き、現世の義務をはたしつつ
解脱に達する道を説く信仰の書をわかりやすく解き明かす。
さらに帝釈天、弁才天、大黒天、毘沙門天、鬼子母神などのルーツを解説し、
宗派を超えて愛誦されてきた最高聖典が、
仏教や日本の宗教文化、日本人のものの考え方に与えた影響を明らかにする労作。
抜粋以上。
『バガヴァッド・ギーター』に書かれている思想とは、
絶対者、すなわち最高神がすべてに遍満し、個々のもののうちにも入り込んでいる。
そして我々個々人のうちに神の性質があるというもの。
また、それは、ある時期に日本の大乗仏教に大きな影響を与えたと言われる。
著者の上村勝彦氏は、インド研究者であり、またサンスクリット語のすぐれた使い手でもあった。
浅草寺の僧侶の家系でその資格を持っていたが、僧であることを煩悶した時期もあった。
彼は、「ギーターを通読しても理解できない箇所が多い」理由で翻訳を渋っていたが、
あるきっかけで、彼は神がかり的に翻訳し出版した。
2003年、逝去。
この『バガヴァッド・ギーターの世界』は、彼の注釈を元に、日本仏教とのつながりを挙げながら
わかりやすく書かれている。
すぐに読めるので、最初の一冊目としてよかった。
『バガヴァッド・ギーター』を読む前に、ここから気になる文言を
少し挙げていこうかと思っております
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