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農業の「先端技術」を世界へ~その野菜を食べたい? [東京でオーガニックライフ]

こういう新しい産業があるのだそうです。

【クローズアップ現代から】
先端技術を世界へ~野菜工場~

最新のテクノロジーを駆使し、野菜を育てる「野菜工場」。
今、工場遊休地の活用や雇用拡大、さらにフードロス対策など、
地域が抱えている課題解決の切り札として注目を集め、
メーカーや商社など異業種からの参入が相次いでいる。

さらに、今、野菜工場を新たな輸出産業にしようという動きも始まっている。
大手化学メーカーは、太陽光発電やLED、リチウム電池などの先端技術をシステム化し、
電気や水のない砂漠でも野菜を栽培出来る装置の開発に成功。
砂漠が広がる中東への輸出が具体化している。技術を組み合わせることで
輸出産業として発展する「野菜工場」は、日本経済の成長のヒントが詰まっている

――――――

課題解決のための、また新しい手。いや、ビジネスチャンス!!
建物の中に、冷蔵庫のようなケースを作り、そこで野菜を栽培する。
太陽光のかわりのものをあて、土なしで野菜を作る。
外的環境に左右されることなく、野菜ができる。
例えば、飲食店(カフェ)などにそれを設置しておけば、
必要時に、「新鮮な」野菜を、必要なだけ使える!
土も泥もついてないから、水を使わなくてエコ。
捨てる根や葉が少なくて、「ゴミ」が減ります。
排水量、廃棄物が減る!

あれ、野菜って、とりあえず見た目が野菜だったら野菜なんだっけ?

この間、土から野菜を収穫して、すぐしなってなっちゃうのを見て、
土がないと生きていけないんだなぁと思ったところ。
土が偏ったPHにならないよう、あれを植えたらこれと変える、と聞いたとこ。
でも「野菜工場」には、最初から土なんかない。

太陽光を浴びなくても、野菜は栄養素を作り出せるのか。
今の技術ならば、必要な栄養素を野菜に注射(散布)しそうだけど。
受粉するための虫さんや、土を棲みかにしている虫さんたちの行き場は?
あぁ、それもいらないんだ。

でも・・・なんかヘンと思ったのは私だけ?
どれが「エコ」なのか、どれを推めていくのか、わからなくなってる気がする。
環境保護は、横の人がやってるから、モラルだからするんじゃない。
それをするのは、単に、目に見える数値を増減させるためじゃない。
地球で生きる人間が、自然を感謝して敬う気持ちを持つのは、本来あたり前のこと…。

砂漠で活かすための先端技術というのは素晴らしい。
太陽発電とか大いにやってください。
だけど、国内の農業をサポートしようと思えば本当はできる国で、
どうして、太陽光と土の恩恵を得ない野菜を食べないといけないんだろう?
何かが、ひっくりかえってしまった気がするんだけど。

短いスパンで、暫定的に何が必要かを考えるんじゃなくて、
大きな時代の流れの中で、いったい何が大切なのかを考えるべ…考えよっと。


そういえば、世界的にみると、日本の人は「がんばる」気質なのだそうです。
しかも、その「がんばる」には、犠牲や痛みを伴うらしい。
先端技術を追い求めてがんばるのはいいけど、
人の痛みも自然の痛みも、感じられないくらいがんばっちゃうと、何か見失う・・・。
何か、本当に大切なもの・・・[台風]




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