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『ババジ伝』  [おすすめ本]

『ババジ伝』(ラデシャム著)は、『あるヨギの自叙伝』と同じ森北出版から出てます。

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ババジは、ヒマラヤに住む神人で、肉体を持って時折この世に降りてくる神。
彼は、人々の魂の向上を手助けするために、この世にしばしの間だけ顔を出す。
彼の教えは宗派にこだわらない。
神との調和に生きようとする人美をと導く全宗教を支えるものである。

彼は、パラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』に登場したことで、
はじめて西洋に紹介されたのだと書かれている。
インドの長い長い歴史の中で、神人が西洋に出てきたのは最近なのか・・・。
興味深い。

『あるヨギの自叙伝』と同じく読み応えがある。
これを読んだからと言って、何かの宗教にハマるわけではない。
逆に、宗教じゃなくて、要は信仰の問題である、と気づくと思う。

ほとんどが、ババジが直接的または間接的に語った内容で、
ここに書くのは不可能と思われるが、
私のような凡人にも救いが、と思った箇所だけ書きます。


ババジは、人道主義が大切と言う。神を悟る道で、人道主義も修養できると言う。

   『たとえ今世で神の悟りに至るために「全てを捧げる」覚悟がなくとも、
    現世の快楽への欲望を
    意識的に制御することを伴った人の道を歩もうとする人生観は、
    すべての人々に実際役立つことである。  
    これは内なる充足と家族や友人や近隣との関係に
    平和と友好をもたらすと共に、
    仕事への充足感、健康と安眠、
    そしてこの世界での物質的な報酬をもたらし、  
    皆が求める幸福への伝導力ともなる。
    神を求める意識的な努力がなくとも、
    この生き方は人を活動する神の慈愛深い想像的な力と
    より密接につなげ調和させる。』


    『あなたの為すすべてのことに調和を求めなさい』



ぜひお読みになって[るんるん]

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