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2012年 新年のごあいさつ [和道 Wha-Dho 哲学]

明けましておめでとうございます。

2012年のお正月は、いつもとは違う特別な思いで過ごされた方が多いのではと思います。
昨年は世界各地で自然界が強いメッセージを発し、私たち一人一人が「生きること」を考えさせられましたが、それを境に、科学の発展、電力、自然界、人間、そして生き方を改めて見直すようになったと思います。
誰もがそれぞれの変化を受け入れなくてはならない状況にあり、その中で助け合い、愛を与えて愛を受け取る心の輪が広がった一年だったと思います。いろんな意味で強烈な一年でした。

環境は常に変わりゆくものであり、
同じ瞬間は、二度とこない。
今という奇跡的な瞬間の有難さに気付きました。

いま目の前に在るものが一瞬で消えてしまうこと、
いま目の前に居る人が、いつまでもいないことも。

家族や仲間、支えてくれる人たち、支える人がいること、
そして自分一人で生きていないことも。

今まで以上に、心の大切さに気づきました。
今、どう考え、どう行動し、どう人や物事と関わるか、
「心」の在り方が生き方に直接影響することを体験で知りました。

一人の心ある行動で愛の輪が拡がり、
奇跡と呼べることも起こるのだと知りました。

その中で、他人事で傍観している人の存在にも気づき、
私たちそれぞれが、違う学びの場に生きていることにも気づかされました。

日本という国と人に提示されたこの大きな課題は、
誰かが収束してくれる課題ではなく、全体で向き合う課題であり、
また、それぞれが向き合う課題なのだと思います。


人が動物的に自然に持つ「欲」は健康的ですが、私利私欲や一部のいわゆるオイシイ利益だけを求めて何かが動く時、人の成長も、企業、経済や国の成長も止まると思います。これは善・悪関係ないことで、単に成長が止まるときは、考えるときなのだと思います。・・・だけど、長い歴史を見たとき、社会と人類全体の善を目指した企業や有志が繁栄しています。目先の個の利益のために繁栄するのではなく、地球全体の繁栄のために何かが動く時、宇宙は後押しをしてくれるのでしょう。幸せな人類が住む豊かな地球になるかは、まさに一人ひとりの心に掛かっているのだと思います。


=====

常々、人間として生かされている奇跡に感謝する一番の方法は、愛を感じることだと思っていますが、自分の心に「愛」の場所があれば、それが行動の原点となります。愛は、同じ人類同士を、互いに助け合わせます。相手を喜ばせるだけの甘い援助ではなく、真に援助する力があります。相手を慈しむことは、自分を慈しむことと同じでとても神聖な行いです。人間として生きている以上、助け合わずに生きるほうが難しいと思いますが・・・。
もちろん、常に変わる「今」にすべきことを全うし、変わりゆく自分や環境も柔軟に受け入れていくことも大事だと思います。

瞑想中の超越した真空の間(ま=魔とも呼ばれますが)に、多くのビジョンが嵐のように過ぎることもあれば、その一瞬で究極に癒されたという経験をされる方もいるでしょう。今生で経験していないリアルな経験がそこにあると、それが過去か未来かもわかりません。どれもが現実で、どれもが幻想。生きている間も、寝ている間も、瞑想している間も、どれもが幻想であり現実であるように感じます。

この中で実際に「現実」となるのは、「愛」を感じるものが行動により現実化したときだと思います。それは、愛のある会話、心と心の出会い、思いを込めた作業、希望あるプロジェクト、哲学のある仕事です。

きっと、みんな無意味な人生に興味がありません。

人生とは、どこかの一部分が幸せだから「幸せ」と呼べるものではありません。どの部分も切り離すことができない、必要な全体の一部です。自分の人生を意味づけるのは、今行っていることに対する心の姿勢と行動そのものであるように感じます。

今日も「人生最初の日、最後の日、そして最善の日」。
心の声が導く場所に向かって、愛をもって生きていきたいですね[かわいい]


それぞれに思い描いた輝かしい2012年をお祈りいたします[ぴかぴか(新しい)]
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