バチャータの神さまが降りてきた

サルサ熱がすっかり落ち着いた昨今。今年数回目のサルサ（爆）を踊ってきました。
（ほんっとに少ない）


最近は、都内各地でかなり増えてきたサルササークルに行って、さくっと踊って帰ることにしています。そこは特にジャンル分け（LAスタイル・NYスタイル・キューバン等）がされていないので、どんな人とも踊ることができます。今は相手の呼吸やリズムを感じながら「目の前のパートナーと踊りたい」ので、多種多様な人が集まるこういう場所は、私にぴったりなのです。

サルサ場（サルサを踊れる場所）に行くと、メレンゲ（2拍子）やバチャータ（4拍子）等の曲も流れますが、その中でも、今日はバチャータのお話しです。バチャータも、身体の中から出てくるリズムやムーブメントが必要なので、単にステップを踏むだけでは曲に乗れません。日本も最近バチャータを踊れる人が増えてきましたが、バチャータが流れたらラティーノ（中南米）の友だちと踊りたいなというのが正直なところ。

さて、サルサ場では、だいたい初めての人と「踊りませんか？」という会話をしてから踊り始めるのですが、この日、ある日本人男性から目で誘われました。曲はバチャータでした。できたらヤンチャそうな人と踊りたかったな（笑）・・・と内心思いつつ、踊りはじめたわけです。

で、踊りはじめた瞬間、私は飛んでっちゃいそうになりました。この彼がめちゃくちゃ上手い！！
これはバチャータでは初の感覚でしたが、なんというか、そこに居るのに、そこに居ない感覚。足は床についてステップを踏んでいるのに、それすらも明らかでない感覚。

踊り終わった後に、あれ、今夢だったのかな、と思いました。お互いの呼吸とリズムがぴったり合っていて、二人のダンスの相性は間違いなくぴったり。二人とも、不思議な感じですごいねって話しました。

こういう時に、ダンスは国境を超えると思う。事前の打ち合わせも、言葉さえもいらないんだもの。
まさにダンスは愛！


次にバチャータが流れたらまら彼と踊りたいなと思っていたら、案の定バチャータが流れ、彼が会場のちょうど反対側で私を見ていたので、二人は引き寄せられるように踊りました。

今回は、私は敢えて思考を停止させて、ただ単に彼のリズムに身体を預けることだけをしました。こういうときって、不思議と人間は目をとじるのですよね。触れているのは、組んだ二人の手と相手の背中にまわされた手。踊っている最中に、身体が触れ合うこともあるけれど、ずっとお互いの身体が何かのコミュニケーションをしている。踊っている瞬間、彼とは何も話していないのに通じ合ってる。

バチャータを踊ってくれた彼に、ありがとう
神様、バチャータを踊らせてくれてありがとう


その後、サルサも踊ってみようかということになり、踊ってみたらこれも最高！！バチャータのような心と心のつながりは感じなかったけれど、こんな風に踊れたら、しばらく幸せが持続する的な爽快感がありました。

聞くところによると、彼は世界各地のコングレスにも出ているということでした。トレーニングを欠かさないので、上手くないわけがない。彼となら私も踊り続けたいわと素直に思ったのでした



心の深い部分には、きっと大きな愛の存在があって、美しいものを見たり、ダンスをしたり、美味しいものを食べたり、感動したり・・・そういうことによって、体中に喜びや愛が溢れだすのだと思う。こういう瞬間を、大事にしたいね







マメ知識：
ちなみに、バチャータの神様と呼ばれている人は、ドミニカ共和国のフアン・ルイス・ゲラ。
バチャータを世界に拡げ、改めて光を与えた一人と言われています。

タグ：ラテン サルサ バチャータ メレンゲ フアン・ルイス・ゲラ ドミニカ共和国

ありがとうサルサ、私の人生にいてくれて。

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私がどれ程サルサを愛しているかを、書いてみたくなりました。


☆音楽が流れてくると･･･
１．とりあえず「むふふ」と笑う。
２．ほぼ同時に、胸の辺りがこそばくなる
３．肩が前後左右自在に動き出す。肩離脱？
４．足がシャイン（ステップ）を踏みはじめる！
５．少なくとも3時間は踊り続ける


☆生活への密着度
・ご飯を作りながらサルサ
・着替えながらサルサ
・寝起きにサルサ　
・一週間踊らないと禁断症状が出る 　
・プールでサルサ　
・会社の、図書館の、ジムのお化粧室でシャイン 　
・金曜日は朝から頭が踊りはじめる 　


☆いつサルサを完全に忘れているか　（←この問い自体ない）
・寝ているとき（サルサな夢を見ない）
・筋肉痛で足が痙攣しているとき
・お腹減りまくりで、寿司屋に入ったとき


☆サルサのない人生
・運動不足
・輝きがない （サルサはドレスアップできる！）
・明るさがない （踊ってる間はとにかく笑顔！）
・同じテンションの友だちと知り合えない


サルサと私は出会うべくして出会ったに違いない。
I LOVE SALSA!!


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お気づきかもしれませんが、これ過去（2005年）のmixi日記！
グレーにした個所は、2010年の今はもうない。


ひさしぶりサルサを踊ったので、変わりつつあるわたしはどう踊るのかって観察したら。。。
って、観察できる時点で、上記の自分とは違う。

踊っている最中は、楽しくて楽しくてしょうがないし、
踊っていない時は、踊っている人を見ているのが楽しいし、
音楽を聴いているだけでもやっぱり幸せになれる。

ステップに夢中になるより、
相手が笑顔で、リズムを聴いて楽しんでいるかは大切だけど、
（じゃないと、私が全然楽しくない）
今回、それ以上に「相手」という一人の人を感じながら踊った。

今は、サルサに関係なく、
すべてが明るく輝いているし、素晴らしい人付き合いもあるよ

5年前サルサ依存症だったこと、それが終わっていたことに気づきました
感謝・・・ to you, you and you!!



ただ・・・サルサのあの運動量てやっぱりすごい・・・！！

タグ：サルサ

踊ること・・・サルサ

身体が回復した私にとり、また踊れることは「人生バラ色」

ダンスを始めたのは18歳。きっかけは祖母。
彼女は私が生まれる前から社交ダンスを踊っている。
80歳になってもメイクばっちりゴージャスドレスで、スポットライトを浴びている姿に嫉妬した。
その時は、ピアノを10年以上習っていて（いっこうに芽は出ない）、
「18歳で何か新しいことをするなんて、馬鹿げてる。」
と本当に馬鹿なことを考えていた。

何かを始めるに年齢は関係ない、思った時が今！！
と、母。

最初に選んだのは、ジャズダンス。
ジャズダンスは高い表現力を求められ、振り付けやパターンが自由すぎる。
ダンス初心者には掴みどころがないまま、社交ダンスに移る。

社交ダンス（主にラテン）は、アップテンポな踊りが自分に合っているとすぐにわかった。
でも、ジャズダンスとは反対で、ルールの多いムーヴメントに窮屈さを感じた。

その時に見た映画が、バネッサ・ウィリアムスとチャヤンが共演した"Dance With Me"。
一緒に見た元カレは、マザーテレサに会いにインドに行って帰ってきたところ・・・置いといて。
映画を見た翌日に彼とダンス・スタジオへ駆け込み、そこからサルサ人生が始まった。

サルサにもたくさん種類があり、中南米各国にも独自のテンポやスタイルがあるから、「サルサ」と一言で言っても奥が深い。
ちなみにどんだけサルサ好きなんだって日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=384023205&owner_id=560403
始めたのが1998年だったかな。それからサルサ一本・・・

ではなくて、阿波踊りも自分らしいと思いつき、突然はじめた。
阿波踊りは徳島に起源があり、寺社などで僧侶が踊っていたと言われ、歴史は長く、伝統芸能として位置づけられる。
踊り手の種類も多く、お囃子もあらゆる楽器を用いるので、どこを切り取っても文化が詰まっているとリスペクトしている。
私は男踊りを踊った。まったく猛々しいことで・・・
徳島の阿波踊りについてのリポートです
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=199296866&owner_id=560403

ダンスだけでも世界中にはいろんな踊りがある。
フラメンコ、アルゼンチンタンゴ、ブラジルサンバ、フラ、ベリーダンス、タイ伝統舞踊、フィリピンのバンブーダンス、サモアンダンス（タヒチアンみたいな感じ）などなど、これでもか！というほどいろいろ踊ってみた。
踊ることが好きだから、自分に合うダンスはないかなと思って。
でも、本当は自分が何を表現したいのか知ってるのかもね・・・ふふふ。

健康な身体に戻り、精神的に成長する今。サルサとどう向き合っていくのか楽しみ

タグ：サルサ ダンス 阿波踊り 自己表現 キューバ Dance with me ダンサー