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3D『アバター』について ④ [映画『アバター』]

(えと・・・映画観てから読んでね!!)


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続き・・・『アバター』について④[ペン]


あれだけMichael Jackson "THIS IS IT" を観ておきながらだけど[たらーっ(汗)]
劇場の映画スクリーンで観ることが少ない。
タイミングが合えば地上波で観るけど、だいたい機内でまとめて観ることが多い。
それに "This Is It" に引き続き、『アバター』を観て思ったのは、
一つの映画がこれほど深く重いと、しょっちゅう映画館で観るのはしんどい。
両方とも、強いメッセージが真正面から投げられるから、終わったらドッと疲れる。


はい、映画のことです。
アバターとして活躍するジェイクは、新しいスタートを切ろうとする元海兵隊員。
彼らは戦争が起これば(戦争を起こせば?)真っ先に戦地へ上陸し、
激戦地へ乗り込む精鋭兵士の集まり。
そのエリート海兵隊であった彼が、下半身不随。
彼はアバターになることで、足の自由を取り戻したけれど、
事実、戦地で負傷して不自由になる兵士は多い。
生命力をなくした魂の存在にも気づいてしまった。
戦争で失うものの多さは計り知れない・・・。

ジェームズ・キャメロン監督は、宮崎駿監督を慕っているようで、
この映画は、映像にも『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』の影響を強く受けているが、
目には見えない本当に大切なことが描かれた、素晴らしい作品だと心から感じた。
宮崎駿監督の映画を観た時のように、心がきれいになった。
さらに私には、小さな癒しがあった、なんていう特典つきの映画でした。

 それがこれ。
 ↓ ほんとに単純なことなんだけど、気づくのに時間がかかった。

  ⇒心に正直になる

  ⇒心に沿って生きる

  ⇒心の声を聴く

  ⇒その心の声に正直になる

  ⇒心に沿って生きる

  ⇒心の声を聴く

  ⇒その心にさらに正直になる

  ⇒新しい自分がいる



ま、なにはともあれ、
アメリカ海兵隊 meets 宮崎駿ワールド、
ナヴァホを思わせるナヴィ、
気づきが加速する時代のハリウッド的スピリチュアル映画、
など、これまでにないカタチの構想ではあるのに、自分にはしっくりくる映画でした。


ただ・・・
3D映画の字幕は一番手前に出てくるので、映像自体を邪魔してしまうのがちょっと残念。
ナヴィ族の細かなジェスチャーやパンドラの風景など、
細かな箇所にも意味が含ませてあるようなのでなおさら。
よく見ると見えないことが見えてくるかも…

"I see you!"






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3D『アバター』について ③ [映画『アバター』]

(クドいけど、映画を観てから読んでね!!)


続き・・・『アバター』について③[ペン]


3509468


ナヴィ族の住む惑星パンドラは、強力な磁場で超伝導物質に覆われている。
それゆえ岩や山が浮いている・・・ラピュタのように。
その生態は、私たちの神経システムに似ていて、惑星の木々に伝わり大地を覆っている。
その中の巨大な「魂の木」、すなわち生命の核を中心に、ナヴィ族が暮らしている。

詳しくはここ
 ↓ 
≪Official Website≫
[映画]http://movies.foxjapan.com/avatar/

人間が創りだすどんな技術テクノロジーも、
私たちを含めて地球生命を生かしているこの神経システムにかなわない。
自然の中で人間はイチコロ、
と思わせたのは、侵略する「軍隊」に向かっていく、野生の動物たちだった。

映画に引き込まれていくと気づかぬうちに、
「スカイピープルとナヴィ」(エゴ vs スピリット?)に集中しているのだけれど、
自然界の住人である動物についてすっかり忘れている。
自然を奪われるかもしれないと感じた彼らの猛反撃は、
本能からくるものであるから死に物狂い。
(『もののけ姫』が蘇る。
「魂の木」が勝ち負けを決めず、調和を守る存在なのも、『もののけ姫』と同じ。)

だけど自然は、人間とは対照的に、静かにそこに在る。
知能と愛を持つ人間が、争い自然を破壊している間も、
太陽が、海が、空が、風が、いつも、ずっと、そこに在る。

しかし、日々どこかで起こる大きな自然現象は、自然からのメッセージかもしれない。
それが人間の力では阻止できない規模でも、地球は咳クシャミ程度に済ませてくれているのかも...。
(ちょっと、畏れながら。)

だけど、これらの自然がそのエネルギーにより維持されているとすれば、
なんという奇跡的なことが日々この広い世界で起こっているのだろう!
朝に太陽が昇り、木々を育て、栄養を与え、私たちを照らす。
月が満ち欠け、潮が満ち引き、宇宙のエネルギーは流れていく。

そんなあり得ない現実が、壮大なスケールで行われているのがこの宇宙だとしたら、
それを一つずつ爆撃しようだなんて、なんておバカなことっ!
自ら自分の首を絞めてるみたいじゃない・・・。

このスペクタクル映画は、私たちが美しい住む世界を、
いつもとは違う目線で見せてくれるのです[ぴかぴか(新しい)]



続く・・・[ペン]

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3D『アバター』について ② [映画『アバター』]

(映画を観たら読んでね。ネタばれ以上!)

続き・・・『アバター』について②[ペン]


3509467


映画でナヴィ族に対して、地球の「軍隊」が武力で欲しいものを奪い取るシーンに、
心が痛くて涙が出てきた。

ある者が、利益のために力づくで何かを奪い取り、
ある者は、守るものがあるから結集し対抗する。
しかし、いったん争いが始まれば、双方に血が流れ命は奪われ、傷だけが残る。
世界各地で過去も現在も絶えない、空爆、地上戦、指揮官、扇動されて戦う者たち・・・。

この映画は反米映画だという声もあるようだけど、
多くの者が「経済発展」や「開発」と称して、どこか・だれかを脅かしているのは日常のこと。
各地の生活には、ジョーゼフ・キャンベルの述べたような「モナド」、
すなわち、その土地の慣習や独自の歴史、考え方に沿った信仰がある。
     cf. 『宇宙意識』ジョーゼフ・キャンベル著 神話の根底にあるものとは
     http://awalatina.blog.so-net.ne.jp/2009-11-14
それは、ある権力者たちの欲のために、消えていくことが歴史上多い。
善し悪しなしで、在ったものが消えたという事実はある。

土足でどこかに踏み入っているのはだれ?
同じことを『ホテルルワンダ』を観ているときに感じた。
暴動がおこる前にホテルを去るバス、乗っていたのは象徴的に白人だけ・・・
私たちは加担していないと思いたいけれど、無知だった私も「北」の傍観者だと思った。

しかし、この地球という宇宙の星に住む、愛も知性もある私たち人間が、
どうして戦争や争いを続けていくのだろう?
どうしてなくならない?

きっと、争いというのは、地球上で課せられたassignment、課題のなのだろうか、
と、Funky Masters と話していて感じた。
この地球に降りてきた魂たちは、「戦争」を通過しなくてはならないのかもしれない。
日本は戦地から比較的遠いところにあるけれど、
(家族や親友が今日も昨日も戦争で命をなくすという国ではないけれど)
戦争のある地球に住んでいることには変わりない。
そして、それから地球全体を救えるのは、それも積極的には、、、
しかないのだと感じる。

武力に武力で、パワーにパワーで対抗しても争いは終わらない。
まず自己の中に愛を見出し、自分と同じように他者を愛すことから始まる。
そして目の前のことに無心に取り組み、自分を癒し、世界を愛で包んでいく・・・



まだ続く・・・[ペン]



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3D『アバター』について ① [映画『アバター』]

AVATAR、3Dで観てきた。初の映画館での3D。


3509436


3D と言えば、単純にMichael Jackson, Captain EOを思い出しました[黒ハート]

3時間近い映画なので、途中で立ちたくなったらどうしよう、
なんて考えていたけど、そんな不安は飛んでった。
微動だにせず、あっという間に終わってしまった。素晴らしい映画でした。

どんな映画だったか、を書こうと思ったのだけど、
私も読ませてもらったFunky Master, 志野さんの記事をお借りしてきました。
いつもありがとうございます!!


↓オリジナルはこちらです。画像もあるよ
[映画]http://www.myspiritual.jp/2010/02/post-1059.html


===== 以下転載 =====
 
時は西暦2154年。
元海兵隊員である主人公のジェイクは、惑星パンドラの侵略に加担する一員として起用されます。
パンドラでは、肉体的には人間よりも能力が高く、
研ぎ澄まされた感覚を持つ種族「ナヴィ」が生息しており、
3メートルの身長ときらめく青い皮膚をしたナヴィは、
原始的ながらも自然と調和した暮らしを送っています。
侵略の目的は、パンドラの森の奥に埋蔵されている、地球には存在しない高価な鉱物。

最新鋭のテクノロジーによって、
人間とナヴィを組み合わせた肉体「アバター」が遺伝子操作で作り出され、
ジェイクはナヴィと類似したアバターとして、パンドラのジャングルにスパイとして送り込まれます。
そこで出会う美しく気高い族長の娘、未知の動物や植物達、、
果たしてジェイクの行く末は!?

監督は『タイタニック』のジェームズ・キャメロン。
『アバター』の構想に14年をかけ、製作に4年以上の歳月を費やして完成させたとのこと。
映画では、
未来においても私利私欲のために自然を破壊し続け、戦争を繰り返す愚かな人間達と、
反して自然を敬い、動植物達と心を通わせながらスピリチュアルな暮らしを営むナヴィ族が、
息をのむようなスペクタクルを繰り広げます。

またCGを駆使した神秘的な映像があまりにも美しいため、
アメリカでは観終わった後に現実の世界に嫌気がさし、
鬱症状を訴える人々が増える「アバター・シンドローム(症候群)」が起きてもいます。

しかし、キャメロン監督が私達に訴えているのは、
現実世界を悲観することではなく、観客の1人1人が
「人類は未来に向けてどう生きるべきなのか?」を自らに問い、
「この宇宙で真に大切なもの」を見つめ直すことではないでしょうか??

======= 抜粋以上 =========


次に続きます・・・[ペン]



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