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雑誌『Trinity』に出会う。 [おすすめ本]

太極拳を学び始めて、半年。
その間、新しい身体が出来上がっていくのを観察していたけれど、
どうも痛みが走っているというのにようやく気付いた。

これから先は長いのだからと、緩やかに家で練習。
また瞑想では、痛みが不要であれば出ていくように、
必要なメッセージがあれば聴けますように、と静かに祈る。

しかし、間違いなく去年の今頃、立てなかった頃とは全然違う私がいる。
癒す力は、本来人間に備わっている能力だと感じる・・・[三日月]


さてさて、今月号が発売されたばかりの雑誌、『Trinity - トリニティ』。
昨日は三茶に行ったので、TSUTAYAなどに行ったのだけれど、
取り扱いがない。閉店間際に勝手にダッシュインしたが、あえなく[バッド(下向き矢印)]
改めて高島屋の紀伊国屋に行こうと考えた。

翌日は休みなので、さて鍼灸院に行こうと考え付いた。
しかし、本心は自然治癒力を信じて、根底から癒したい・・・。
で、なんで鍼灸院なんだ?と思って近場の温泉に変更。
去年の夏、Funky Master の志野さんに、
身体が痛い時は温泉がいいょって言われたなと思い出して[いい気分(温泉)]

それで、田園都市線の小さな駅に降り立ったわけです。
降りた目の前に、本屋さんがありました。
ふらふらと入っていくと・・・
『Trinity』があった!

嬉しくなって、とりあえず座り込んで、特集記事を読み始め・・・
とてもおもしろい[本]
しかも、昨日ちょうど妹とカウアイ島の話をしていたところ、
カウアイ島の美しい写真と記事も載ってる。

読み終わって、一度深呼吸。落ち着いてから、購入。
昨日勝手に走ったが、走ったから足腰にきて、もしやここに来ることになったのでは・・・
なははぁ~っ[るんるん]

CIMG4264.JPG

さて、どうしてこんなに欲しい『Trinity』。
この雑誌はハイクオリティなスピリチュアル&ロハスな女性誌として誕生したそうで、
ここにおける『Trinity』のコンセプトは、

   ここでの三位一体とは、 「精神・肉体・美」の調和を示す。
   精神の強さ・肉体の健康・容姿の美しさには連動性があり・・・
   幸せにはそのどれもが欠かせないというのがトリニティの基本理念。
        (Trinity HPより抜粋)


特集は「スピリチュアルでセレブ!」。8ページにわたる記事。
トップページは愛すべきダイアナ妃[ぴかぴか(新しい)]
大好きなアンジェリーナ・ジョリー、とにかく一番先を突っ走ってるマドンナ、
世界中から愛されるサラ・ジェシカ・パーカー、
グイネス・パルトロゥ、レイディ・ガガ、
クリスティ・ターリントン、二コール・リッチー、
そして水野真紀さんをはじめとする日本人女性も。
それぞれのセレブの強さとスピリチュアルとの関係性が明らかに・・・。

CIMG4266.JPG

「セレブになると、次から次に、みんな世界平和って言うんだ」って、
昔、よく酔っ払いながら私に言う友だちがいたけど・・・
これ読んでみてほしいよ[黒ハート]

美、輝き、富、心の強さ(権力ではない)の根底にあるものを、
今後さらに、多くの人が経験で広げていくのかもしれないな。
アーユルヴェーダは「生命の科学」というサンスクリット語だけれど、
このような言葉の含んでいることこそが、今人々が必要としていることなのかもしれない。

特に、大都市で、時間と体力の限界まで働く人たちが、
本来の幸せについて考える時、ようやく世界も平和へ向かうのではないかと思う。
世界平和と、己の心の平安はつながっていると思う。

ホリスティックな医療が必要とされている時代、
世界も大きな変革の時にあり、ホリスティックに変革していくんのではないかな。

見えないことを言葉にして証明するのは容易ではなく、
科学でも量子レベルの研究で進められてはいる。
しかし、その内容は読んで理解するものというよりは、
人生という旅の中で、それぞれが経験して得るものなのだろう。
ただ、一般書やこうした雑誌のニーズの高まりは、
やはり気づき(アウェアネス)や目覚め(アウェイクニング)が高まっている証拠だと思ったり・・・

魂が気づくと、そこからすべてが変わる。
後戻りはない。
私はこの時代をどう生きていくんだろうと思う。
・・・・・・精進します!


執筆者の志野さん、既にブログにて紹介されています[るんるん]
 雑誌『 TRINITY - トリニティ 』に執筆しました。
 http://blog.shino-dsouza-blog.com/201005/article_2.html


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『タオのプーさん』、あるがまま・・・ [おすすめ本]

この物語は、孔子、ブッダ、老子の小話を例に挙げるところから始まる。
『クマのプーさん』と『プー横丁に立った家』からの引用を用いて、タオイズムを易しく説く。


『タオのプーさん』ベンジャミン・ホフ著

タオのプーさん.jpg


学者というのは常にものごとをややこしくするが、
タオのプーは、いつだって「あるがまま」。
プーを、中国語読みでフゥと発音すれば、「樸(あきら)」という意味になる。
樸とは、自然のままの状態にあること。

プーさん流では、タオイスト詩人はリー・プーでいい。
みんなが李白(リー・ポー)と呼んでいても、あまり重要ではない。
プーさんにとって無為(ウー・ウェイ)はプー・ウェイでよく、
もしかすると、空(クゥ)は、単に「プゥ」になるのかもしれない。

物事に名を与えるのも人間。
名を与え、形を変え使い方を変えようとするから、
生きることも難しく、困難で、苦しいものになってしまうのだ・・・。

「イスガシ・スギカエル」なるものが登場する。
「イスガシ・スギカエルの古典的モニュメント」は、バーガースタンドらしいが、
イスガシ・スギカエル精神やイスガシ・スギカエル協会は、プーさんと対極にある。
毎日忙しすぎて家に帰れない人がいるとしたら、あなたもイスガシ・スギカエルかもしれない。


著者はタオイズムに傾倒しているアメリカ出身の「クマと森好き」らしく、
英・中単語の言葉遊びが各所でされているので、
原書で読むのもいいかも。読まなくてもいいかも[三日月]


『タオは為さず、されどなにごとも為されざることなし』
プー精神でいきますか[晴れ]









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チャクラの本をご紹介 [おすすめ本]

オハイオでのリトリートで、師匠宅のライブラリーから、たくさんの本を紹介していただいた。当時、数ページ読んでみても、確かに全く意味のわからなかった本たちのご紹介です。

最近、さらっと数日で目を通しました。というのは、師匠の志野さんが言う通り、一冊読めば、二冊目以降はレビュー+α という感じで、すらすら読めてしまうから。あとは、自分が体験していることだと、速読の勢いで読めちゃうからだね[本]

日本語のタイトルは、だいたいチャクラとつきます。チャクラっていうもの、それは百会や太陽神経叢や丹田という場所のことを示すけれど、チャクラという言葉は、その言葉の意味以外の雰囲気を持っているように感じる。

まずご紹介するのは、キャロライン・メイスさん。
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国際的な直観医療の第一人者で、神学博士でもある。各著書はニューヨークタイムズのベストセラーリストにランクインした。世界各地で講演やワークショップを主宰し、精力的に活動している有名な方です。

例えば、                            ↓ 単なる直訳
"Anatomy of The Spirit"                魂の解剖学

"Why People Don't Heal and How They Can"  (そのまま)

"Sacred Contract"                   聖なる契約

"Invincible Acts of Power"              パワーが持つ無敵の法(使徒行録)


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写真は3冊です。

・・・のような感じになるけど、すべての邦題は『チャクラ』がつく。チャクラとつくと売れやすいのかな?
上から、
『7つのチャクラ―魂を生きる階段 本当の自分にたどり着くために』
『チャクラで生きる―魂の新たなレベルへの第一歩』
『第8のチャクラ―聖なる契りが宿る場所』
『思いやりのチャクラ―あなたの選ぶ行動が奇跡を起こす』

私的には、1冊目と4冊目がわかりやすかったけれど、概して彼女の著書は難しい。彼女の指示に従って自分の理解を深めようとすると、脳が混乱するのかもしれない。。。と思った。さすがに学者なのです。


その後、たまたま出会った本にクリスティン・ペイジさんの本があった。日本のファーストレディも、対談をされたようですね。彼女も、西洋医学の医師として30年以上のキャリアを持っている。そして、幼いころから霊感が強かった上に、育った環境も彼女をその道に自然に進ませたもよう。欧米各国でレクチャーなどをされており、「直感」を高めることの大切さを説いておられる。

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彼女の本は、二冊チェックしました。
                                      ↓直訳
"Frontiers of Health: How to Heal the Whole Person" 健康の最先端-すべてをどう癒す
"Beyond the Obvious"                     明確さの向こう側

それぞれ、邦題ではシリーズ化しており、
『チャクラ―癒しへの旅』
『チャクラ―直感への旅』


『~直感への旅』を読んだが、読み進むうち、彼女が上記のメイス博士のワークショップに参加し、
魂の探求に出られたのだということを知った・・・へーと興味深い。
こちらの本は、凡人向けというか、メイス博士のものよりは数段わかりやすく書かれているので、
読みこなす感じではないので私はよかった。

自分でも、なぜこんなに本を右から左へ読んでいるのかわからないが、これを読んでる最中、この本はあの人、この本は誰、と必ず関連する人がいた。

ま、本を読んで知識を得たりすること、知ることと、なる、ことは明確に違います。

ところで、日常生活の会話で「チャクラが・・・」と出てくると、あ、この人スピリチュアルなんだ、とわかる。
チャクラとは、そういう指標なのかしら。解りやすいと言えば、解りやすい。

とにかく、邦題をつけるのはさぞかし苦労だろうと想像する。本の内容が素晴らしいので、仕事やビジネスどっぷりで真に癒しが必要な人たちの手に届きにくいのでは、と無駄な想像をしたこともありました。

だけど、必要なものは必要な時に、確かな方法でやってくると思います。
心の声に耳を傾け続ければ・・・[かわいい]




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「政府は愛があたえられない」 [おすすめ本]

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愛のあるところがあれば、ないところもある。
お金のあるところがあれば、ないところもある。

何かによって、愛が奪われ、失うこともある。
何かによって、お金を奪われ、失うこともある。

お金で愛を買う人もいる。
愛をお金で売る人もいる。

小さい頃から、物資や愛は、世界中の人々に、どうして平等に与えられないのだろうと不思議に思っていた。
持っている人が差し出しさえすれば、すべて解決するのにと思っていた。
高校を卒業する頃には、世界の不平等に対して怒りの気持ちでいっぱいになった。
怒りの対象が、世界の貧困へ向けられれしまった。

NGOでの活動は愛はあるけれど、大きな変化は起こせないと思っていた。
非常勤でNGOで働いていた時は、事務局長とともに、
資金作りのためのイベントをしたり、物資を販売することに奔走し、
緊急援助や、ましてや給料が出るような環境ではなかった。
活動はなんとかつないでいたような状態で、今に至る。
だけど、人と人との交流には人間の温かみがあり、
お金とは関係ないところでの豊かさが運ばれてくる。

国 (National) の機関、国際 (International) 機関では、お金の調達に走りまわることなく、
活動に力を費やせるのだろうと思っていたけれど、
実際に働いてみて、働いている人たちの志の低さに愕然とした。
目につくのは、お金に絡む利権争いばかり。

結局、環境汚染されそうになってその場を去ったけれど、
「金」が世界の貧困を救い、世界は平等になるんだと、
いつの間に、なぜ、そう思ってしまっていたのだろう。

マザー・テレサの本を読んでいて、
心に留まったのは、どんな神聖な言葉よりも、この言葉・・・

「政府は愛が与えられない」

政府や国、それ自体は、お金を与えることはできても、愛を与えることはできない。
政府や国を形成する人々こそが愛を与え、受け入れる。



そう、愛こそが最初にあって・・・







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ブッダの生涯。幸せに生きることとは? [おすすめ本]

お釈迦様の生涯を簡単に読んでみましょう[本]
(諸説ありですが、いろんな本を読んでから要約した感じです。)


シッダールタ(お釈迦様)は、紀元前5世紀ごろ釈迦族の王子として生まれた。生まれた瞬間、アシタ仙人は、「...この方は大きくなると、人の道を志せば世界をまとめる転輪王に、そして心の道を志せばブッダとなり、永遠にこの世界の礎となるであろう普遍なる教えを説くことになるでしょう。」と預言した。(「天上天下唯我独尊」と仰ったとも言われています)

シッダールタの母(マーヤー)は生まれて間もなく世を去り、父王(シュッドーダナ)は大きな期待をかけ、シッダールタを世継ぎとして育てた。父王は、「生」以外の三苦「老・病・死」を知るべきではないと、シッダールタの生活を制限した。シッダールタは、父王のような戦好きな姿に疑問を持ってはいたが、王を継承するという期待を背負っているいる間は、文武どちらも熱心に努めた。

しかし、天は彼にメッセージを送り続けた。外界に出られないシッダールタだったが、宮廷内の美しい庭園で、闘う虫を眺めて無常を想う。厩で働く親友と身分が違うことや、病人や死を迎える者が、城から去っていくことを知っていく。

ある日、シッダールタは池のほとりで、聖人に会う。シッダールタが生まれたときに彼の運命をみたアシタ仙人。。彼は大切なメッセージを託し、シッダールタは瞑想をはじめた。瞑想でどんなビジョンを受けたのだろうか・・・しかし彼は辛抱強くその時を待ち続けた。

王子として成長する間、世継ぎさせようと洗脳する教師に疑念を持っていたが、文武ともに精進し、才能優れ、王子としての役目を全うし、王継承式を経て、16歳でヤショーダラーと結婚。息子(ラーフラ)を授かったのち・・・

29歳で出家。
数人の師を経て、激しい苦行を行い、骨と皮になた時、少女(スジャータ)の牛乳粥に救われ、菩提樹の下で49日の瞑想を行い、35歳で悟りをひらいた。それから80歳まで、人々を救済してまわった。

また、諸説あるけれど、ヒンドゥー教では、ゴータマ・シッダールタは9番目のアヴァターラ(化身)とされている。


簡単に言うとこんなお話。
そして、私はお釈迦様のお話が好き[揺れるハート]


幸せに生きることって、何だろう?
それは、己の使命を知ろうと努め、それを全うしようとすること。表面的なことだけで満足していても、心のどこかでどこか違う・・・と思えば、それは幸せとは言えない。与えられた天命を無視して生きていると、心の平安を得ることなく、幸せから離れていき、真の生涯を生きられない。

私たちは、日々、自然や愛に感謝して生きていくことができる。目の前にある物事に専心することができる。愛は、清い心に必ずこたえてくれる。己のすべてで本来の自分を生きようとすれば、幻想の悩み、苦しみ、妬み、痛みにから解放される。

わたしも、満たされ、力強く、愛にあふれて生きていけるのだろうか?
きっとそう生きたいから、お釈迦様の話に感動するのでしょう。お釈迦様の生涯を知って、自分はどう生きるのかというと、気づきを持って、今を生きる



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"The Market Has Changed, Have You?" [おすすめ本]

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"The Market Has Changed, Have You? "
 Paul D'Souza著

が、出版されました。
鉛筆とケータイ電話を持って読む本です。
著者が様々な企業・団体にコンサルティングしたケースと実績を挙げ、
不況下で使える、自分だけのセールス戦略を導き出す。
また、営利企業だけではなく、非営利のケースも挙げている。
マザーテレサが、どれだけやり手の営業パーソンだったかなど…。

以前、私は日本で使われなくなった、最先端じゃない医療機器を、
「経済発展途上国」に安値で売る仕事をしていた。
相手国は経済的な予算の少ない国だから、そう簡単に売れるものじゃない。
輸送の方が、商品代金より高くなることも多々あった。

その時のうちの社長さんは心のデッカイ人で、
歯科用の医療チェアなんか、10台で数万円という破格で取引してた。
本を読みながら、どんな社長だったか考えた。
人脈が広く、心情に篤く、人に愛される社長、
いつも動きまわって市場動向をうかがっていた。
商品については、そのメーカーの営業よりも知っていたし、
商品知識も倉庫の中身も、全部把握していた。
だけど、人も取引も、不要な時はバッサリ!
彼は、「一国一城の主」そのものだったな。
こういう人が、不況・好況関係なくパワフルに生きていくんだろう。
(今見たら、その会社すごく大きくなってた)

時代が変わってもパワフルの人の根にあるものって変わらない。
この本を読むうちに、そういう人物像が見えてきた気がする。
セールスに限らず、何をするにも、ひとりじゃ生きていけない。
頭にアイデアがあっても、
外に出さなくちゃしょうがない。
ましてや仕事をエネルギッシュにこなす時、動いてくれるのは人。
人がいても、自分に賛同してもらえなければ、いないのと一緒。
そのためには、やっぱり自分を売り込むところから始まる。
生きることもまた、セールスだなと思ったのです。

今日から私も営業しようかな?と思わせるパワフル本。
それぞれの「今」に見合う本、読んだ後にオーダーメイドになる本[本]

参考:
SellingPowerにて著者のインタビューが連載
http://www.sellingpower.com/video/



ちなみに今日[1][0][0]本目。
千里の道も一歩から…[足]


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『ババジ伝』  [おすすめ本]

『ババジ伝』(ラデシャム著)は、『あるヨギの自叙伝』と同じ森北出版から出てます。

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ババジは、ヒマラヤに住む神人で、肉体を持って時折この世に降りてくる神。
彼は、人々の魂の向上を手助けするために、この世にしばしの間だけ顔を出す。
彼の教えは宗派にこだわらない。
神との調和に生きようとする人美をと導く全宗教を支えるものである。

彼は、パラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』に登場したことで、
はじめて西洋に紹介されたのだと書かれている。
インドの長い長い歴史の中で、神人が西洋に出てきたのは最近なのか・・・。
興味深い。

『あるヨギの自叙伝』と同じく読み応えがある。
これを読んだからと言って、何かの宗教にハマるわけではない。
逆に、宗教じゃなくて、要は信仰の問題である、と気づくと思う。

ほとんどが、ババジが直接的または間接的に語った内容で、
ここに書くのは不可能と思われるが、
私のような凡人にも救いが、と思った箇所だけ書きます。


ババジは、人道主義が大切と言う。神を悟る道で、人道主義も修養できると言う。

   『たとえ今世で神の悟りに至るために「全てを捧げる」覚悟がなくとも、
    現世の快楽への欲望を
    意識的に制御することを伴った人の道を歩もうとする人生観は、
    すべての人々に実際役立つことである。  
    これは内なる充足と家族や友人や近隣との関係に
    平和と友好をもたらすと共に、
    仕事への充足感、健康と安眠、
    そしてこの世界での物質的な報酬をもたらし、  
    皆が求める幸福への伝導力ともなる。
    神を求める意識的な努力がなくとも、
    この生き方は人を活動する神の慈愛深い想像的な力と
    より密接につなげ調和させる。』


    『あなたの為すすべてのことに調和を求めなさい』



ぜひお読みになって[るんるん]

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『ギーター』の世界... DO YOUR WORK!! [おすすめ本]

"DO YOUR WORK!!"
『それが何であれ、自分の前にある仕事に専念しなさい。』

Funky Masters が雪景色のオハイオから送ってくれたメッセージ。
[映画]http://www.youtube.com/watch?v=AgqGq128XyI&feature=player_embedded#

Funky Masters のエネルギーを、画像や映像や文字などで受け取ると、
その後しばらくエネルギーのシャワーが降ってくる。
その時に、「ありがとーーー!!」って心の中で叫ぶんですわ[ハートたち(複数ハート)]

さて、今回最後の『ギーターの世界』。
もう、読みやすいから読んだ方が早いという結果にたどり着き、触るだけ触って去ります(笑)。

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今回は、神的な資質の人について。
人の心には仏性・神性が宿っているので、おのずと神的な資質はあるのでしょう。


   「無畏、心性の清浄、知識のヨーガに専念すること、布施、自制、
    祭祀、ヴェーダ学習、苦行、廉直、」


苦行は、一般に苦行と訳されるけれど、
種々の修養を積んだ結果、体内に蓄積される力のこと


   「不殺生、真実、怒らぬこと、捨離、寂静、中傷しないこと、  
    生類に対する憐愍、貪欲でないこと、温和、廉恥、落着き、」


捨離は、おしみなくすべてを捨てること
寂静は、心の平安のこと


   「威光、忍耐、堅固(充足)、清浄、敵意のないこと、高慢でないこと」


威光は、偉大な人が先天的に持っている、おのずと身体から輝き出るような力のこと


日常を暮らしているだけでも、これらのことを心に留めておけば、
穏やかに暮らせそうに思う。
   

クリシュナは、さらに、親愛な信者の資質、阿修羅な人の資質、魂を創り上げる要素(グナ)なども挙げていく。


上村勝彦著『ギーターの世界』はここでストップ[るんるん]

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本が好き!【独り言】 [おすすめ本]

お正月に、まず読めないだろーくらいの分厚い本ばかりを、20冊近く借りた。

読みたい本はものすごいスピードで読み、
読まない本は全く読み進まず、
ただ手元に置きたいだけの本はページを開くこともなく。。
今週末、すべての本を一度図書館に戻します[本]
ありがとう!!

中でも、『あるヨギの自叙伝』と『ギーター』と『インドの神々』(事典)は良かった。
私の心は、インドだけじゃなく、アメリカ大陸、アラスカへもと旅しております[足]
次は、そろそろ読みたくてしょうがない『法華経』いきます。

本を読むにつれ、書いた本や、行いや、その人の名前が後世に残るというのは、
やっぱりすごいエネルギッシュなことだなぁと実感させられる。。

この地球上のさまざまな信仰を知りたいし、
地域の部族が持っている独特の神話や、
どうして人よりこれを知りたがる?と思ってた分野を、
今の視点でもう一度見直してみたいなと思う。

さて、本の後は瞑想タイム・・・[時計]


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『ギーターの世界』カルマ・ヨーガ [おすすめ本]

ヒンドゥー教や仏教では、身体でする行為だけでなく、
何かを言うこと、何かを思考することも、行為と考えられる。
行為のヨーガ、すなわちカルマ・ヨーガ。

  「自分に定められた仕事を、結果にとらわれることなく遂行し、
  自制と感覚器官を制御し、真実の自己であるアートマンを清めるとき、
  その人のアートマンは輝き出て、万物のアートマンと一体化する。」

ということは、日常生きること自体が、カルマ・ヨーガであるということだ。

上村勝彦さんは、日本人は仏に手をあわせて拝む習慣があるので、
それを日々行い、感謝を忘れないことも大事だと言っている。

私が小さい頃、「修行に出たい」と父に頼んだら
彼は「毎日生きることが修行だから、修行に出る必要がない」と言った。
彼はどういうつもりでそう答えたのか知らないけど、
今彼に直接聞いたところで、覚えてもないだろう。

毎日の行いが ブラフマン=神=仏=万物に宿るスピリット に対してのヨーガだとしたら、
どのひとつをとっても神聖ではないか。
人だけじゃなく、万物の存在そのものが神聖になる。

その心のあり方とは、例えば大切な人を亡くした後・・・。
生前よりその人の存在が確かに近くなったような、
その人の眼が自分の心の中にあって、私の代わりに世界を見ているような、
誰が何を言わずとも、仏(霊)が私の中にいるのだから、自然に自分を律っせるような…
そんな感覚が常にあるようなことだろうかと思う。

お釈迦様が一つの尊い仏であったように、
私たちそれぞれも、尊い一つの使命を持って生まれてきたのだろう。
では、前世、今生、来世と、引き続く時なかで、私は今生、何をするのか?

『ギーター』では、日々の行い(カルマ)を、結果に執着することなく成し遂げなさいと
再三言っている。
行為を放擲(放棄)して山奥で瞑想にふけることは、
いわゆる青年期には大事だとは言っていない。
自分に与えられていることを、成し遂げるのです。

だけど、カルマ・ヨーガだからと言って、毎日お寺の掃除に明け暮れるのは、
もちろん素晴らしい行いに違いはないけれど、
自己のエネルギーを最大限に出しているか、と言われればそうでない気もする。
別に、自分がこれができますとか個性を出す必要もない気がするのだけど、
何かが違う・・・

すると、インドの父マハトマ・ガンディは、
自らの『ギーター』への序文に、このような言葉を残されているそうです。

  「しかし結果を放棄することは結果への無関心を決して意味しない。
   あらゆる行為に関して、
   人はその予期される結果、
   それを達成するための手段、
   そのための能力を知らなければならない。
   このような用意の出来た者が、結果への願望なく、
   しかも目の前の仕事の達成に全く没頭しているなら、
   彼は自らの行為の結果を放棄していると言われる。」

ただ待つだけじゃなく、たゆまぬ努力が大切でしょう。
信仰とともに・・・[三日月]


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