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東京から京都へ。この場を借りてありがとう! [リアル引越しのご挨拶]

《この記事は、2018年1月に「下書きのままやった!」というありえない失態に気づき、記事が完成した5年後にアップするという...お恥ずかしながら[ふらふら]。改めて東京のみなさまありがとうございました!≫



京都の西の方角から、東へ向かって自転車をこぐ。東山を眺めながら鴨川を渡る時、いつも必ず、「京都最高!」と叫ぶ。

京都の左京区は地図を見てもわかるように、東山の麓であり、吉田山や黒谷山など中央の小高い山にも護られている場所。山とお寺はセットになっているので、聖なる存在にも護られているような場所。

京都出身かに関わらず、京都に住む人にプライドがあるのは間違いない。都としての歴史があり、多くの寺社仏閣が美しく保存され、何より景観がすばらしい。ここに住む人は、この唯一無二の町を護ろうとする感覚があり、新しい建物を建てる際も、周囲と調和するように配慮するから景観が保たれる。古都の姿が壊されることなく保存され、次世代に受け継がれていくであろうことを、京都人は全体意識で共有している。だから、時間の流れや、物事の運びに、意外と安心していて焦りがない。それが空気として漂ってる。悠久の時の流れ。平安京が遷都した時の気の流れと、同じ気の流れが漂ってる。

また、都があるからこその闇の部分も多く存在し、ディープなカルチャーが地底で存在する。多分、出る杭は打たれやすい。でも、打たれる杭たちが集って、何か新しいものを創造する。

11年以上住んだ東京は、何よりも「すごいトコ」だとひしひしと感じる。最新情報を得る必要のある人が住む場所、最先端の方法で縦横無尽につながる街。日本経済を支える巨大な人口とマーケット。大きな音を立てながら、あらゆるもの事が進化の為に死に、そして再生を繰り返す。都心は眠らないし、チャンスは無限にころがっている。やろうと思えばなんだってできる。最初は圧倒されたものの、私もいつの間にか私なりに東京で生きる方法を身に着けていたと思う。。。それが本当にしたいことかは別として。

東京に居る理由がなんであれ、その理由がクリアであればこの場のエネルギーを利用し、自分のパワーに転換できる。逆に、理由なく居ると、速い流れにのまれて一瞬で自分を見失うかもしれない。どこに住んでいても、何をしていても、それをする目的がクリアであればど、生きやすいというのは真実。

ま、どこに居るかの、その理由が明確でなくても、土地は人と時代を育てる。ひとつひとつ、一人ひとりの存在が大切で、その存在がなくては宇宙は成り立たないとも感じるし。他と競わなくても、最短距離で到達しなくても、何かと比べて効率が悪くたって、自分が歩む人生の選択に責任を持って、ここで生きていればいのだと感じたり。「ここ」はどこでもいいし、何をしてもいいと思う。ずっと苦しんで、ずっと悲しまなければ。大小関係なく、意味ある人生を生きるには、目的意識を持っていなければなと、東京に来てより感じました。

思えば12年前、選択の余地なく京都を出ることになりスタートした東京生活。東京生活はよかった。でも、過去にした選択について、現在見直す時はすでに来ていたのに、それをしていなかった。

うすうす気づいていた感覚は、この場所が「私のホーム(グラウンド)」になれないという感覚。自分が将来を歩むイメージがつかめない。つかもうと努力してもうまくいかず、いつも自分を「訪問者」扱いしてしまう。空気になじめない。だからと言って、他に場所を見つけても移動することもできず、結局今はここに居るのだとあきらめて、東京の便利さのために東京にいついてしまった。

納得のいかない人生。自分で選んだはずはないのに、納得がいかない。どこでスイッチが入ったのか、納得がいかないことばかりの人生。納得いく選択ができない、だけど、こんな人生にしているのは自分・・・


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東京で生まれ育った私の従兄たちが見せてくれる、私が一番好きな「東京」要素は、江戸っ子の心意気。祖父や叔父が自然に出していた、あの「かっこよさ」は、今、日本橋や築地で、旧き善き日本文化を護り継承し、それと新しい風とを融合させるために奮闘している従兄たちからも感じる。奥深い江戸の血統はかっこいい。これが「江戸の粋」なのか・・・。凛とした魂というのかな。そういう生き方をしている人は輝いてる。


ゴールの向こうに求めている答えがあるとしたら、私も、国際機関で働くという達成可能な目標をここで達成した後に、はじめて真に向き合うべき人生課題に取り組めはじめた気がするな。そういう意味も含めて、すべてに心から感謝。そしてそして、妹と母にはいつもいつもありがとう。


今回、京都へ行くというこの決断に、自分の細胞全部が賛成していて、新旧のご縁がつながり、天が後押ししてくれていると感じます。首都圏でこれでもかとご縁が結ばれなかったことも、京都の新居はスムーズに決まり、まるでそこが自分を待ってくれていたようにさえ感じます。岡崎のマリ邸は、私が育った左京区のど真ん中。育った満願寺の真裏。おさななじみの実家の目と鼻の先。姉家族ともたくさんの時間を過ごせるのが楽しみ!


東京を離れることが決まって、お世話になった方にご挨拶まわりを始めたら、それだけで毎日が過ぎていくことにようやく気付きました。本当に、本当に、どれほど多くの方にお世話になったことか…。この場をお借りして、心より御礼を申し上げます。また、サルサ熱を燃して、踊らせてくれた愛すべきダンスパートナーの男性皆様にも心から感謝します。楽しい時間を共有させてくれたことに、ありがとう!


東京で、この土地のエネルギーと、ここで一緒に生きた人に支えられ、今の自分が在ることに心から感謝します。




ありがとうございました。

そして

これからも宜しくお願いします!!



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ご報告【2013 新年のワークショップ・個人セッションinTOKYO】 [東京ワークショップ 2013]

2013年1月、アメリカでの多忙なスケジュールを調整し、和道(わどう)の創始者であるポール・デスーザ氏と、その奥様の志野さんが来日されました。東京都内で2回行われたワークショップは大盛況、また個人セッションも満員御礼となりました[ぴかぴか(新しい)]

今回のワークショップは、愛あるインストラクターが勢揃いの 目黒区の『リラヨガインスティテュート』で開催させていただきました。清らかで優しいエネルギーのヨガスタジオにて座っての講義。参加者みなさんもリラックスしながらのワークショップとなりました。

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≪ホワイトボードやプロジェクタを使用して、言語がもつエネルギーをそのまま伝えるよう工夫(※講義には通訳がつきます)≫


また、初回ワークショップ(1月3日)から、2回目(1月12日)のWSまでに、連日 和道ヒーリングセッションや瞑想指導会が開催され、本物の癒しを求める方や、本気で人生と向き合いたいとい方が集まりました。個人セッション(1月4日)に参加された皆様も、個々に力強い癒しと、実践的アドバイスを確得されていました。

お越しいただいた皆様には、改めましてありがとうございました!
ご協力いただきました皆さまにも、改めまして厚く御礼申し上げます!

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≪リラヨガインスティテュートの皆様と記念撮影≫


このメールを読んでいる方で、既に和道をご自身で実践し、仕事、恋愛、家族関係を解決しながら、人生に前向きな影響を与えている方もいらっしゃるかと思います。あなたもそうですか!?今回のワークショップ参加を機に、複数名の方が和道90日コースをスタートされました。

これまで和道が行っている数時間から半日のワークショップでは、和道が一体どういうものなのか、恋愛を成功させるテクニックや、仕事で成功する戦略的方法など、確かに参加するだけでも役立つ知識がいっぱいです。ですが、それはある意味「氷山の一角」。和道の90日間コースは、あなただけのオーダーメイドでマンツーマンな、いえ、あなた1人に対してインストラクター含む3名が人生のフルサポートするのですから、ワークショップはある意味、『氷山の一角の破片』程度でと言えるでしょう。真の和道は、ワークショップの後に始まります。和道インストラクターの本分発揮です!

このワークショップの場で、「よし、人生に本気で向き合おう!」、「和道が持つ真の癒しと現実的な力強さを、自分の前向きな幸せに活かしますわよ!」、と強い決断をされ、1月に和道コースを開始した方々は、既に(今日現在で)70日を経験されました。真に癒され、気づきを得て、3月にはもう変化を実感されています。あとは20日間を残すのみ。本気で人生を見つめ直したい、本当に探しているものを見つけたい、愛する人を本気で愛したい、だからこそ自分自身をもう一度愛しなおしたい。決意した方から人生が変わっていくのは、自然なことです。


どうでしょう、あなたがもし幸せないっぱいの人生を過ごしたいと思っているなら、

今日から始まる90日をどのように過ごしたいですか?




さて、今年1月の【和道とはなんぞや】というテーマで行われたワークショップには、本当に多くのご関心をお寄せいただきました。それを感じたポール氏は、「日本人の傷ついた魂を癒すことがまず先!」と痛感され、1月アメリカ帰国後に、すぐにスケジュールを組み直して...

なんと、来月、4月に再来日されることを決断されました。この決断力も、和道的です!!4月は【和道ご紹介ワークショップ】ではなく、【本格的に自分を癒し、次につなげる大きな一日ワークショップ】(注意!勝手に別名タイトルをつけてます)です!

ポール氏は、アメリカ国内でCEOとしてパワフルにビジネス活動を続け、執筆活動をされる上に、ご自身の天賦の才であるヒーリングを活用して、人生をトータルに支援する驚くべき能力の持ち主。世界中の人をサポートしている和道ですが、2013年は前半だけで二度も来日していただけるとは、日本は幸運な国です!


あなたの人生を劇的に変える
 ポール・デスーザ の【和道ヒーリング 1DAYワークショップ】&【個人セッション】

詳しいご案内は、こちらをクリックしてください。

既に、お申込みが始まっています[るんるん]
近日中に、ワークショップのご案内をいたしますので、そちらもお楽しみにしてくださいね!




2013年来日時での愛する人たちを囲んでの一枚
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愛と幸せな人生を本気で歩む仲間たち。だからこそ私たちには心の絆があります
参加資格は、幸せな人生を生きるという決意。

次回、ご一緒しませんか[ぴかぴか(新しい)]



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イマドキの婚活!? [和道 Wha-Dho 哲学]

結婚する前から、結婚相手を知っていました、という人ってあまりいないかもしれない。でも、「心のお掃除」をすることによって、結婚相手がふと浮かんでくる、と言われると不思議かな?

心のお掃除は、結婚相手の他にも、自分が本当にしたい事(天職)や、例えば次に行く場所(旅)を決めるのにも一役以上買ってくれるのです。不思議だと思うかもしれませんが、瞑想をやっているうちに、あ、ほんとだ~と気づく人が多いと思います。

私がこの話をすると喜んでくれる方が多いのですが、私と主人がどうして出会ったのか、お話しますね。

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≪ニューメキシコ州での結婚パーティの写真≫

私が今の主人と出会ったのは、和道プログラムの90日間コースを終えた後、一人で瞑想をしていた時のことでした。そろそろ結婚相手も欲しいなと思いつつ、仕事もどうしていこうかなと考えていました。90日プログラムを終えた時は、実家のお寺問題から自分を切り離すことができ、自分の過去の感情の執着や、身体の痛みの根源を、心からきれいにお掃除した後でした。

瞑想では、感覚とか、ビジョンとか、メッセージをいろんな形で受け取るのですが、私の場合はよくビジョンをみます。その時、私はまだ出会ったこともない男性、”STEWART” の文字をビジョンで見ました。お友達に、STEWARTという名前の人は一人もいません。

和道90日プログラムはスピリチュアルなコースでしょう?と聞かれる方がいらっしゃいますが、とても現実に即したコースです。自分に即した方法で、自分を見つめ直し、前向きな変化を与えていくコース。だから、一度受けたら、再度同じコースを復習する必要がない。それぞれの日常に即した瞑想の取り入れ方や、自分がなんとなく持っている意識や、生活態度の見直しを、マンツーマンで行っていきます。

なので、ビジョンを見た後に、私が師匠に「STEWARTという人を知っている?」と訊いた時、そんな宙に浮いたことを話していないで、今の自分に集中すること、というアドバイスを受けました。そうですよね、その時の私が、仕事を辞めて「世界に"STEWART"を探す旅」に出てしまうことは現実的ではありません。そして、ビジョンを得た数時間後には、いつもの仕事に戻って、彼の名前も忘れてしまいました。自分を見つめ直しながら、毎日忙しく働く日々が続きました。

そして、やはり起こるべくしてコトは起こるのです。
瞑想でビジョンを得てから1年以上経って、私たちは実際に出会いました。初めて二人が出会った時、お互いに「この人だ!」と確信。出逢って数日後に婚約、翌年に結婚、あと数ヵ月で結婚1周年。彼の名前が、ビジョンで得た名前なのかを確認したのは、婚約が決まってから1ヶ月後くらいのことでした。ビジョンで得たことすら忘れていたのです。

そう、ビジョンを得ることが大切なことではなく、今に向き合ってちゃんと生きることの方が大切なのです。現実をきちんと生きている内に、必要な物はちゃんと目に見える形で天が与えてくれるのですから。

物質性とともに精神性を重んじる新しい時代。イマドキの婚活って、地味だけど瞑想じゃないかな。結婚相手を見つける近道は、パワースポットに行くだけじゃなく、いきあたりばったりに出会い続けるだけでもなく、まずは自分自身とよ~く知ること。

今できることがあるとすれば・・・

「自分はどういう人間で、何が好き?」(嫌いなことは?何をすると喜ぶ、何をするのが嫌?)
「どんな人生を歩んでいる?」(心から喜べることをしてる?人生に納得していなければ、納得できる幸せな人生はどんななイメージ?)
「何を大切にしている?」(こだわり、夢、趣味も)
「将来はどんなライフスタイルで過ごしていたい?」

自分にもう一度問いなおせば問い直すほど、理想の人があなたに自然と近づいてきてくれますよ[黒ハート]

そして、たくさんの出会いも楽しみましょう[バー]



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京都でレトロ着物購入メモ [着物]

【着物ショッピングメモ】
京都室町に、以前は500ともいわれるほどあった着物問屋も、今はかなり姿を消しています。趣味で着物を着たい人は、じゃぁどこで買えばいいんだと5月からいろいろと探しました。←2013年のお話しです。

【方法】
友だちに尋ねる。あらゆるネットワークで探す。ネットで探す。自分の足で探す。

【結果】
京都はお店の数は東京より多い。でも、東京のように宣伝している店は少なくて、情報を得にくい。
東京のお店は宣伝広告上手、でもお店に行くと売ってこない。京都のお店は、時間に急がなさすぎる歴史上?(人間はせっかちだけど)、宣伝広告してない。

天神さんは何でも激安だが、シミ、ほつれ、スレなど、細部にわたって確認が必要。事前に自分のサイズを「寸」で知ってメジャーで計って買う。買う時は完全自己責任!店先にいる多くの兄さんは日雇い?何も教えてくれない。事前準備はぜったい必要。買った後も、お直しやクリーニングが必要。
⇒天神さんは小物目当て。着物はリメイク用。

呉服屋さんでもアンティーク着物を売っていることもありました。呉服屋さんだと、ダメージチェックをした上で、着物クリーニングもしているので、納得してお得な買い物が可。上物がたくさんありお姐さんがいろいろと教えてくれるので、勉強にもなります。ただ、新品欲しくなると懐がね・・・。相談しやすいマイ呉服屋さんを身近に置くのが、着物美人への近道?&京呉服店生存の道?

【結果】
新京極の井和井。あれ、普通すぎる。でもやっぱりイイ。サイズ表示も全部してくれてて、アドバイスもくれるし、アンティークの(天神さんとかじゃなかなか見つけ切れない着物類)も売っている。やっぱり陳列していると見やすいしね。


以上~
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2013年はどんな年? 今年も恒例、『今年の漢字』 [和道 Wha-Dho 哲学]

2013年のご挨拶
みなさまが心穏やかにお正月を迎えられたことをお祈りいたします。

新婚の私たちは、今年は夫婦で初のお正月を迎えることができました。といっても、スポーツ大国オージー(オーストラリア)スタイルのニューイヤー。多摩川沿いをサイクリングしたり、等々力不動尊や野毛公園でステアクライミング(階段駆け足上り下り←旦那は近所の人に「ネズミ」と呼ばれるほど速い)やキャッチボールをしたりと、これにビーチとバーベキューがあったら完全にオーストラリアだなというような新年でした。新年の法要、日本髪で檀家挨拶、そういったこととは真逆だなと、我ながら関心しつつ楽しんでいました。

さて、少し前のブログにも書いたように、昨年は変化しっぱなしの一年を送りました。変化って、成長するために与えられる課題みたいなものですね。変化や逆境に流されずに、自分の中心やコアを見つめ直したいと思っている人が多いと思いますが、変化の時は、まさにコアを強くするベストタイミングなのだと思います。

まずそういう時に、「これは試練の時だ」と思って迎えるのと、「出口が見えない迷路で迷子」と感じるのとでは、乗り越える精神的負荷が変わります。転職したり、恋人と別れたり、結婚したり、様々な転機の後には、大なり小なりの試練が訪れるものなのですが、それを試練とわかって、恐れず静観してけたら伝道者(聖人)レベルです。我々人間とは、こういう試練で一喜一憂して強くなっていくのですね。

そもそも変化とは、大きかろうが小さかろうが、多かろうが少なかろうが、スピードが速いとか遅い、などはそこまで重要ではなくて、与えられた課題にあなたがどう向き合うか、の方がより重要なのだと思います。どう向き合っていくかは、まさに来日中のポールがワークショップで笑いをまじえて話している通りで(12日が今来日最後のワークショップ)、ご自身の心の内に在る、愛を慈しんであげることです。ほんと、これなんですよ。


あの人が人生で経験してることと、私が人生で経験してることは、全然違うと感じることがあるかもしれませんが、それはそれでいいんです。違って当然なんです。どんな環境でも、その環境で自分の心の内に在る=あなたの人生の中心である愛を、あなたがどれほど守ってあげられるか、それが大事なんです。なんでかって、この愛が、あなたを突き動かし、思考させ、行動させるわけですから!そして、このひとつひとつの行動が、あなたの幸せな人生を作り上げていくのです。愛はロマンチックなものではなく、愛は強く、生きる力そのものなのです。


変化は新しい環境に身を移したときに起こりやすいですが、その時に自分の立ち位置というものを見失いがちです。家庭や学校でも仕事でも、そういう場面は多々ありますが、まずは目の前にあるあるがままの現状に向き合わなくてはならないでしょう。私も往々にして期待や幻想を抱きがちなため、これを受け入れるのに本当に苦心していますが、、えぇいやぁっと、受け入れましょう!
ただ、この受け入れる作業は簡単なようで、実はここにご自身に関わる多くの問題が内在している可能性があります(この内在している問題を解決し、前に進む力をつけるのが和道でもあります)。この問題が大きすぎるがために一人で向き合うことができず、学校や仕事や家庭で日々起こり続ける、「全っ然、腑に落ちない」ことに対して、見ないふりや蓋をし続ける方が楽だと思うかもしれません。確かに無理をして蓋もできるのですが、それを長くし続ければ、本当にあなたは行く場や逃げ場を失ってしまいます。心の中に在る、本来の自分の姿を無視していては、真の幸せは訪れないどころか、どんどん遠のいていき、自分を苦しめるばかりです。

自分の立ち位置がわからなくなる。私って何者なのだっけ、私って何?打破する方法もわからないから、まわりが期待する自分を演じて、都合がよいから本心は隠しておいたりすることに慣れる。こうして自分の心を置き去りにしてしまう。きっと日本人に多いのではないかな、自分は後回しで、気を遣いすぎる人、ものすごくいい人、相手の立場に立って物事を考えすぎる人。

じゃ、どうすればいいんだろう。それは、自分の内面に在る心を大事にすることです。あなたの心を大事にできるのは、誰でもないあなたです。それぞれの「私」です。もし、自分を痛めることをしているのなら、すぐに援けを求めてください。人生の底打ちをしても、人間には底力があって、心で叫ぶ力は残されているのです。



楽譜?


恒例の「今年の漢字」ですが、今年は「守る」でいきます。停滞という意味ではなくて、「心の中の愛を守る」という意味です。そこをきちんとした上で、様々な行動を開始したいと思います。最初の一歩からはじめる感じです。『地球からのメッセージ』というブログに前もご紹介しましたが 【参照:『人を助ける前に、まず自分を助けなきゃ!』】 自分がしっかりしていてこそ、本当に意味ある奉仕や仕事ができると思います。私は大きな事業や大そうなことをするために生まれてきたんじゃない。こういうシンプルなことを、きちんとするために生きているのだと思います。愛を守るという行為は、必ずや「個」と「全体」の善を運んでくるはず!

守るべき物事を、守る時にはしっかりと守り、天と地からのエネルギーを背骨に通して、姿勢よく歩んでまいります。また、今年はへびが覚醒する年。日々のあらゆる出来事が、意味を持ってそれぞれの目の前に現れることと思います[かわいい]


今年もどうぞよろしくお願いします!


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【最終案内♪】2013年新年ポール・デスーザワークショップ【1月3日、12日】、個別セッション【1月4日他】@東京 [東京ワークショップ 2013]

私が興味深い学びを得ている Wha-Dho(わどう=和の道)

新年ワークショップのご案内をしようと思ったものの、最近よく訊かれる それって何?何が違うの?という質問に先にお答えせねばと思いました。レベルの高い疑問を自分に課してみました。 がんばらねば[手(グー)]

そんなこと言ってるから12月25日の締切り間近に案内することになる(--〆)

あ、12日申込の締切は12月30日!


Wha-Dhoは、インド生まれのポール・デスーザ師が25年以上の年月をかけ人間科学や東洋哲学、実践思想や武術などを総結集させて、アメリカで誕生したものです。居合道の有段者、武士道、忍術に長け、気功、エネルギーワーク、ヒーリングワークを長年行いながら、マザー・テレサと事業をされていたご両親の時代から、悩める魂を救うべく活動されてきました。それでいて、ご自身はアメリカ国内でCEO兼ビジネスオーナーであるというものすごいエネルギーの持ち主です。(時々、この人本気で魔法使いじゃないかと疑う時があります)

詳しい経歴や活動をすぐに知りたい方はこちらへ
【環境gooによるポール・デスーザの日本語インタビュー記事】


この記事もいつも同様に長いので、先にワークショップの詳細を知りたい方は、こっちに飛んでってください[リゾート]
【2013年1月「ポール・デスーザ 【Wha-Dhoワークショップ】【個人セッション】 in Tokyo】


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

では、読んでくださる方と一緒に先に進みましょ[目]
遠い日本の生徒である私が言えるのは、「Wha-Dho is "All in One".(全部入ってる)」ということ。自分らしく豊かな人生を得る方法や、ライフパートナーと出会う方法、自分に合う仕事を見つける方法、ワークライフバランスのある生活を得る方法、そしてスピリチュアルな思想など。それ以外にも、瞑想、呼吸法、NLP、武士道の神髄、キリスト教や仏教の比喩の捉え方、宇宙神話や量子力学、慈善活動や、そしてそして、うるさい上司の対処法や、家の中の片づけ方まで・・・。実際、すべては根底でつながっているので、その根底さえ理解すればよいのですが、その「根底を理解する方法」と、学びながら「新しい毎日を意識的に生きる」よう手助けしてくれるツールかなと感じています。

包丁の持ち方を覚えたら、果物や野菜やお魚が切れるようになった!とか、千歳飴は結局どこを切っても同じ側面だった!、みたいな感じです。(ワカラナイ)


わかりにくいのが解消されるかわからないけれど、ここで、私が思うところの「ここが特徴的だ」という点をいくつか挙げてみたいと思います。


[かわいい]現代に即した実践思想・実践哲学

今やネットで個人が様々な情報を共有できる時代。世界中が同時につながり、最新技術が毎秒で更新されるような時代ですから、敢えて「ヒマラヤの洞窟で余生を修行に」や、「この際仕事を辞めて自分探しは」をお勧めしてはいません。リフレッシュや気分転換としてなら私も行きたいくらいですが、(調)和(の)道は、今いる場所で(環境を変えずに)、自分をもう一度知ることを優先しています。その次に、今ご自身が居る環境を見つめ直すことができます。


[かわいい]情報(ニュース、精神世界、ゴシップ)難民の救世主

あらゆる情報と知識が洪水のように流れていく社会。70億近い人が住むこの地球上で毎日どこかでニュースが起こるのは当然です。情報自体は良くも悪くもありませんが、もし自身の根本で情報収集の基準がなければ、情報の洪水にのまれてしまいます。情報やデータは、本来あなたの素晴らしい人生に寄与するはずの情報。ところが、情報難民化しているのであれば、一度自分の基準をしっかりさせた方がいいかもしれません。選択すべき情報と切るべき情報が何かを明らかにしたい場合にも、わどうは大きな手助けとなります。


[かわいい]趣味ではない点

趣味としてできる習い事もありますが、趣味にしておけない類のものもあります。趣味を極めた人が、趣味を人生に統合してしまうように、和道も同じで、日々の実践により自分に統合していくことが欠かせません。それは、ランニングをしたり筋トレをするというよりは、景色を見ながらウォーキングするような感じで、マイペースに進みます。日常使う言語、思考する内容、物事の捉え方、そういった日頃の習慣や癖などから少しずつ向き合っていきます。


[かわいい]資格取得がゴールではない

学んだことは「資格」にしておきたくなります。資格は金ナリ?仕事や学習レベルを資格化にするのはいいのですが、わどうはそうはいきません。なぜって、それは生きることと向き合うことだからです。それぞれ異なる人生を、レベルや数字で表すことは不可能です。わどうは資格取得が目的ではないため、資格を付与してさよならすることもありません。もちろん、さよならすることも自由ですよ、維持費・年会費もありませんから(笑)。
ちなみに、わどうには、導き手引となるインストラクターと呼ばれる人たちが存在します。コースは、インストラクター1名が大勢を指導するという講義型ではなく、基本的に1対1で進められます。インストラクターは一人の方の心と向き合い全身全霊でサポートします。なお、両者が自律的に参加しなければ成り立たないのが和道であるため、受講者ははじめに申請書を提出してからコースに臨みます。


[かわいい]年齢、性別、国籍、職業、何にも問わない。『和道』は魂のことばだから

わどうは社会に生きる人を観る一方で、生き物に宿る尊い魂として人を深いレベルで捉えます。ご自身で魂の声を聴けば聴くほど、本来持っている人の感性が優れてきます。誰にだって、できるのです。
また、何かをスタートするときに、もう年だし、忙しすぎだし、お金ないし、と言うなら、それは「やらない理由」をつけることが習慣になっているだけかもしれません!


[かわいい]力強い愛が、誰もが共感できる愛が、いつも在る場所

涙が出るくらいの偉大な愛に包まれている、といつも感じます。創始者であるポール師とその奥様の志野さんが、志を高く同じくし、愛と勇気をもってこの実践思想を導いています。世界を変えることが目的ではない、今日もそう私に伝えてくれましたが、愛と正統性をもって世の中に出現すること、それが使命なのだとおっしゃいます。世界中に、こういった魂に響く貴重なメッセージを愛で広めている方々は増えています。そこには、利益、コネ、利権、政治、そういったことに全く左右されない、本物の愛があります。世界でこの愛が広がっていますが、このご夫婦も宇宙の愛に沿った奉仕(サービス)にコミットして、無償の愛で毎日を過ごしておられます。このような方と繋がる時、真の「善」は、愛によって行われる。その愛は優しいだけでなく、強く厳しい自然そのものだと感じます。


で、わどうを一言で表すとってところですが、応用実践哲学であることは言えますが、、しっくりくる一文で表すことができませんでした。Official Websiteにも書かれている通り、「人々が持続的な幸せを獲得し、真に豊かな人生を送るための哲学および方法論(和訳)」に安心して着地します。

で、この応用実践哲学の応用部分ですが、それは90日コース、半年コース、その先のコースになります。一定の期間をご自身に投資するコースは、まさに決意を持った本気の人向けです。お気軽なコースだとは思いません。生きてきた意味を本気で知りたい、今こそ力強く生きたい、本気で幸せになりたいとか、決意を強く持つ人向きのものなのでしょう。良い点をとるためするのではなく、資格をとるためでもない。和の道は自分の内にあり、ゴールは自ら知る・・・。う~ん、自分で言うのもなんだけど、けっこうハードコア[キスマーク]


で、応用実践哲学の基礎ですが、簡単に参加できるワークショップがあります。ブレない自分を見つけるきっかけが欲しいと思われる方には、私も参加する新年1月3日のワークショップのご参加は新しい一歩の後押しとなると思います。ちなみに、ポール・デスーザが2年に一度来日し、その時にだけしか行わない希少なイベント・・・半閏ってるイベントです!

場所は、東急東横線学芸大学駅の近くにある、リラヨガ・トレーニングセンターにて。
ウェブサイト:http://www.lilayoga.jp/
リラヨガさんは、輝く魂の集まるスタジオ[ぴかぴか(新しい)]素晴らしいイベントをたくさん開催されています。

残念ながら、新年ご旅行中だという方、また3日満席になってしまった場合には、大変申し訳ございませんが・・・


同月の12日土曜日、青山というベストロケーションにて、奇跡のワークショップ2日目開催です!

さらなる詳細は、どうぞこちらをご覧ください↓
http://blog.shino-dsouza-blog.com/201211/article_7.html
※両日とも、申し込み最終日は12月25日まで


ポール・デスーザ氏からのメッセージ(和訳)も掲載中[グッド(上向き矢印)]
Paul Cool Pic!.jpg

Happy Holiday Everyone!!



(今年も長い記事いつも読んでくれてありがとう[るんるん]


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混乱する時代は、自分を知る時代! [和道 Wha-Dho 哲学]

2012年、今年もあっという間だったな~と実感している今年の年末です。みなさんは、どんな年を過ごしましたか?

今年も、私たちそれぞれの周りで、心に刻まれる、深い意味あるイベントや事件がたくさん起こりました。去年以上に、今までとは異なる価値観や世界観が表れていることを感じた気がします。意識とか、目覚めとか、癒しなどという言葉が日常で聞かれました。昨今までもてはやされたビジネス哲学や心理学が、今やNLPなどの更に実践的な方法にとって変わっています。
数年前まで特定の人しか知らなかった、いわゆる地に足付かない「精神世界」の話が、なんだか確かな「現実」として起こっていることを、たくさん目撃し、自分自身も心に描いた様々なことを現実にしていきました。
思えばこの一年、旦那さんのビッグファミリーへのご挨拶から始まり、旦那の日本移住準備、退職、転居1、国際結婚手続き、結婚、転居2、新しいワークスタイルが始まったりと、変化し続ける一年でした。

私も含め、ここ数年は『夢日記』、『ビジョンノート』、『引き寄せの法則』・・・これらを実践した人から、「夢の現実化」が加速している時代です。見えない世界、いわゆる精神世界やスピリチュアルを、単なる趣味ではなく実践で学ぶ人も増えてきました。命や、生きる意味を考えたりするのは、もう定年後だけの楽しみだとは言えない時代です。誰もが、生きる意味を知って、価値ある人生を進みたいと思う、意識の時代にいるようです。今はまだ手探りで、確かに掴めていないものを、実際に得たいと多くの人が感じているのではないでしょうか。

最近になって、一般に出回ってる動画などにも、引き寄せる法やビジュアライゼーション(思考の現実化)のために、まず初めにすべき大切な作業が説明されるようになりました。これを言わず・書かずにこれまでベストセラーが誕生しましたが、それはまるで、チョコチップアイスを頼んだのに、肝心のチョコが入ってなかったようなものです。(←わかりにくい)...はい、お金を払ってチョコチップアイスを購入したのに、チョコは入っていなかったが、バニラが美味しかったから納得してしまったような感じです。つまり、あなたはチョコチップ本来の醍醐味を味わえていないのです!(←まだわかりにくい!)

描いた人生を手に入れる方法、すなわち、今の自分に貢献しない記憶、感情、所有物など(これら一切をエネルギーと呼びましょう)を手放して、心から満たされて幸せで、輝きのある人生を本気で手に入れるために最も必要なことは、・・・こことっても大事ですよ・・・あなた自身が、あなたの意思により、心の声を聴くこと、すなわち瞑想です。


一昔前まで、不調を抱えた人が「治癒を求めて」、ストレスを抱えた人が「真に救いを求めて」行く場所は、教会とか寺院といった場所でした。ユタやメディスンマンの家だったかもしれません。聖人や法主たちはみなこう言います。「私に祈りなさい。」まさにその通りです。古の時代から、東洋の賢人やリシ(聖仙)たちが同じことを言い続けています。
ただ、ここで聖人が言わんとしている「私」は、あなたの心の中にいる「私」なのです。どこかのキラキラ眩しい御方の足元に膝まずいて、本気で「その人」に祈っちゃうことではないのです。膝まずく行為によって、「私自身を明け渡しますよ」という宣言を力強く行うことは良いのですが、あなたを明け渡す相手は目の前にいる他人様ではなくて、「私の心」、「私の内に宿る善」、または、スピ用語で言うところの「ハイアーセルフ」にです!
だから、今はどこにも行かなくていいのですよ。導かれるままに、こういうブログ等からアイデアを得て、そのあとは自分に戻っていけばよいのですから。

本当に多くの人が心の在り方を探り、物質以外のものに救いを求めているように感じます。選択肢がたくさんあり、物質があふれ、何でも自由に手に入れられそうな時代なのに、よくわからないが悩みは広がるばかり。だけど、本当は、答えは自身の内にあるのです。手をとめて、頭をやすめて、静寂の中に一度身を置いてみてください。


私は瞑想を日常にやっていますが、もちろんやらない時もあります。感謝の心をすっかり忘れたカサカサな人になることもあります。そういう時に、悲しみや怒り渦中な方々と場を共有すると、私もそちらのエネルギーに簡単に捕らわれてしまいます。混沌とした社会だからこそ、自分を見失うのは本当にあっという間です。瞑想をしていると、なんとなく心が真空になるような瞬間を経験しますが、その空間を経ると、心は穏やかになり、今に存在し、迷いなく行動できる。だから瞑想をしたいと思うのです。

しかし瞑想することが目的ではない。

私の中のエゴはいつも瞑想をしたがるので、よく師匠や旦那さんにたしなめられます。瞑想をしたって何もすごい事ありませんし、瞑想法を知っている人もすごくありません。瞑想という方法を使って、
「今という場に存在し、今すべきことを、愛の中で行っていること」が、私が在りたい現実です。「今を生きなさい。」これはお釈迦さまも言ったことです。生前に墓石を購入しなさいとは一度も言っていません。だから、今を生きるために、自分を知ることが大切で、そのためには瞑想が遠回りのようで一番効果的な道ではないかと思っています。

私にとっての愛と調和と力強さを求める道は、ライフジャーニーそのもの。『和道』というアイデア(実践思想)を学んだ今でも、すべての答えは既に自分内に在ることを忘れないため、毎日の祈りは続きます。いのちを頂いたことに感謝する方法は一所懸命、歩みを止めずに前に向かって生きること。だって、それぞれが生まれてきた意味は、道の途中に必ず存在するのですから!

うん、だから私も歩き続けるんだ[手(グー)]



旧年去って、新しい年は来るけれど、今日も明日も「今」の連続。時間ばかりに囚われて明日は、来年は、と言わず、改めて「今」を意識してこの時期を過ごしたいと思います[かわいい]

と、言うことで。
冬晴れの日光浴や愛に溢れた集まりなど、「今」をめいっぱい抱きしめましょうね。

Enjoy your holiday!!



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引越しは究極の断捨離? [お引っ越し]

東京の街並みがクリスマスイルミネーションに飾られる時期になりましたね!ニューメキシコでの結婚式の記事を書く前に、年を越しそうです。。。

さてさて、この度、11年間住み慣れた世田谷区の尾山台から引越しました。尾山台はなんといっても商店街が盛況で、商店の方や住人が街を愛していることがよく伝わってくる街でした。いつもどこかで、「こんにちは!」という声が響き、商店や地域の方々が子どもたちを見守っています。ここでお商売できたらいいな~と思える理想的な街。
こんな素敵な尾山台から、引越しました。当初希望していた西への引越しは達成されず・・・結局、引越し先は世田谷区の等々力となりました。。。西にひとつ、隣駅です(笑)。

リアル引越しに伴い、プロバイダーが変わるので、ブログ引越しをすることになりました。私が使っているso-netブログって、何を隠そうそんなに使いやすくありません[バッド(下向き矢印)](いつもso-netの方に改善をお願いしている私です)。今回を良い機会ととらえブログ引越しを試みたのですが、so-netが使っているデータの変換がうまくいかずに、結局so-netブログから引越しができませんでした。ちょっと混乱しつつも、so-netの方のご協力を経て、過去の記事も消えずに、これからもブログ存続です!(読んでないと思うけど、so-netコンタクトセンターの方、ご協力ありがとうございました~[ぴかぴか(新しい)]

さて、今回の引越し。多分楽だろうと高をくくっていたら、けっこうなボリュームでした。あの家に関わった人たちのエネルギーが想像以上に濃かった、と言えるかもしれません。

11年間という年月。私が引越してきた頃と言えば、ファミリービジネス(家の後継ぎ問題)に心奪われ、毎日放心状態でした。最初の1カ月は東京の家を出ることも怖くて、電車にも乗れませんでした。最近、上京してきた京都の友達も、電車に乗るのが怖いと言っていましたが・・・その気持ち私もよくわかります。

上京したりする人がきっとそうであるように、私も新しい土地で仕事に挑戦しつつも、夢(というか過去)の続きを歩こうとしていました。あっちに進んだりあっちへ向いたり。人生ってそうやってコアを探して迷い進むものなのでしょうね。夢って、人生を歩む大きな糧になるし、魂が成し遂げようとしていることのヒントになるけれど、今を生きず過ごしていると、誰か他の人の夢(過去の夢も他人の夢)を歩くことになってしまうのですね。
なんとなく。今、ひとくくりの時代が家ごと大きなバルーンに入って、飛び去っていくような感覚を味わっています。あれから11年(君麻呂風)。。。

引越しは移動する「モノ」の量ではなく、様々な「愛着」を捨てる作業であるため、大変なのかもしれません。家が空っぽになるまで、そこにどれほどの感情が混とんと存在していたかをひしひしと感じました。あらゆる物に所有者の感情が付着していました。究極の断捨離を完了したという気がしています。
私自身には身体的以上に精神的な手ごたえがあり、今は心の中からも何かがごそっと引っこ抜かれた感じです。無意識的にも、長年住む家には深く根を下ろしてしまうものなのでしょう、善くも悪くも。私はその根っこをこのタイミングで引っこ抜くことになり、今は引っこ抜いたところがポカーンと空いている感じです。根っこは自分の外側ではなく、内に持っていないと、と改めて感じます。

すべてを捨てた後には、自分のリセットが始まるのかもしれません。ある意味、第一チャクラと第7チャクラから、ハートチャクラに向かって再構築が進んでいくのかも。チャクラのお話はまた今度。

なにはともあれ、何かがガタガタと崩れていく時は、何か新しい命が再構築していく合図。期待せず、あせらず。主人と二人で幸せの方向に歩いていきたいとと思う今日この頃です。


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【等々力の紅葉が日々のストレスを癒してくれます】



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2. 太古の民族「アナサジ」 [ニューメキシコ州リトリート 2012]

どうしてオーストラリア人の旦那さんとニューメキシコ州に行くの、どうして現地で結婚式をしてきたのか、とよく訊かれます。私も不思議です。(笑)が、天からそのように運命づけられていとしか言いようがありません。

      ~~~~~~~

以前、ネイティブ・アメリカンに対して持っていた知識は、「彼らは現代人が忘れた叡智を持っているらしい」くらい。小さい頃に読んだ本、「リトル・トリー」をもう一度読んだり、その歴史を調べることに凝った時代がありました。ご存知のように、アメリカ大陸のネイティブ・アメリカンは、ベーリング海峡がアジアと陸続きだった時代に歩いて渡った「モンゴロイド」だと言われています。確かに、ネイティブ・アメリカンとアジア人の顔は似ているし、創世神話に類似点が多々あるのもうなずけます。

そして、ベーリング海峡を渡った人々の一部はアラスカに留まり、その他は南下したそうです。これが北米のネイティブ・アメリカンで、その頃、部族数は500以上も存在したのだそうです。1492年のアメリカ大陸「発見」後から、現代史におけるアメリカ政府によるネイティブアメリカンへの「対応」は、ご存じのとおりです。現在は、ナバホ族、スー族、モヒカン族など約250万人が、ニューヨーク(マンハッタン)、カリフォルニア州、オクラホマ州の「居留区」に住んでいるそうです。私たちがよく知るアリゾナ州やワシントン州、ニューメキシコ州より、都会で暮らす方が多いようです。

そうして様々な情報を得るうち、ネイティブ・アメリカンの存在は、魂の本質に問いかけてくるように感じ、実際に行きたい想いが強くなりました。

思えば、昔から興味のある、ポリネシア、メラネシア、マイクロネシアの民族。彼らも土着のネイティブ部族です。彼らの歴史や生活習慣も、ネイティブ・アメリカンと似ています。そして日本の神道も、ヒンドゥーの世界も、上座部仏教も・・・。これらの漠然とした知識の広がりは、次に出会う神話学者、ジョーゼフ・キャンベル氏の本によって根源でつながります。すべては壮大なメタファー(比喩)であるという説ですっかり腑に落ち、探求の旅を終えたとたん、自分自身がニューメキシコ州に滞在し、ヒーラーやメディスンマンと濃い日を過ごすことになりました。

先月にニューメキシコ州で開催されたリトリートへは、私は早い段階で参加を決めていました。そして、スチュアートにも参加をするように半ば強引に心の準備をしてもらっていました。もちろん嫌ならば行かないでしょうが、本人も何か惹かれるようなことがあると言って、二人で参加することとなりました。

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さて、タイトルの「アナサジ」。聞いてすぐがわかる人は、先住民やネイティブアメリカンの歴史に精通していらっしゃるのでしょう。私は今回、初めて知りました。

アナサジ*(注)は、ネイティブアメリカンの部族がアラスカから南下してくる前に住んでいた太古の民族です。今回滞在した地域は、ナバホ、ズニ、アカマ族に四方を囲まれたエリアでしたが、彼らはアナサジの聖なる地を「侵略」したわけではないことを、マーガレットのガイドの元、実際に土地を歩いてわかりました。今も、その多くの遺跡がそのままの形で残されています。

リトリートの開始日前に、Oso Vistaに到着していた私たちは、一日目をアナサジ族への感謝で過ごしました。その晩は、意識的にはゆったり落ち着いていたものの、潜在意識で興奮していたのか、私は眠ることができずに、夜中に家の中を徘徊していました。そして、何かが存在していることを感じました、もちろん見えません。私は、自分自身を守る祈りを唱えて、部屋に戻って瞑想をしました。


「私の家族、そして祖先の皆さま

私をこの地に歓迎して下さるのなら、どうぞ歓迎してください。

私とスチュアートがこの場で結婚するのであれば、どうぞ祝福して下さい。

この地に呼ばれたことに感謝いたします。」



瞑想が終わって、眠れないまま朝の光が地平線から見えようとする時、ドラムの音が聞こえてきました。はっきりと、大きく、リズムを持って。夜が明けるのを待って、ポール師匠がドラムを叩きはじめたのだろうな、と安心してそのまま眠りにつきました。

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みんなより遅れて起きた朝。キッチンで、志野さんがドラムの音を聴いたことをみんなに話しています。しかし聴いた人は誰もいません。私も加勢して言いました。「早朝からドラム叩くなんて、ポールさんらしいね」と。すると、ポールさんが現れ、「ドラムなんか叩いてない」と一言。志野さんと私は茫然としてしまいました・・・。

そこへ、この家のオーナーのマーガレットがやってきました。ドラムの音について伝えると、微笑んで説明してくれました。「この土地には、夜明けとともにアナサジがドラムをたたくという説話があるのよ。今も、たまに聴く人はいるわよ。」つまり、志野さんと私は、一日目の晩にアナサジからの洗礼を受けたのでした。また、私が祈ったことも伝えると、志野さんとマーガレットは「だからね!」と、笑顔で答えました。

【この家の主、マーガレット。2人の息子さんはすでに成人されています】
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ちなみに、このことをスチュアートに話すと、彼もなんだか知ってたようなそぶりです。実は、彼がグアテマラのピラミッドでヨガ瞑想修行をしていた頃(今生の話です)、前世のビジョンを見た際に、彼の祖父がナバホ族のメディスンマンだったことを初めて明かしました・・・。

    ~~~~~~~~

スチュアートと私が導かれてこの場へ来たことは、カルマに基づく運命だと感じます。私たちは、その壮大なるプランの一員であることを認識したように感じます。運命に翻弄されることなく、この運命を受け止め、この土地がくれるメッセージの意味を知った上で、今すべきことを今すべき場所で、愛を持って生きていこうと、改めて心に決めました。


【エルモロ国定公園の岩の上 アナサジがドラムを叩くといわれる場所で祈るわれわれ一行】
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*注)アナサジとは、ナバホ語で「昔の人」という意味で、ナバホ族のご先祖なのかと勘違いしますが、実はホピ族のご先祖なのだそうです。


続きはこちら...
【3. メディアに出ない本気のパワースポット】

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1. ニューメキシコ州へ還る旅@Oso Vista Ranch(オソ・ビスタ) [ニューメキシコ州リトリート 2012]

序章はこちら『ネイティブアメリカンの聖地でリトリート』



9月に開催された、アメリカ、ニューメキシコ州でのリトリートから帰国して、3週間が経ちました。あまりにも濃い時間を過ごしたわりには、二度目ということでアングラウンディング(地に足つかない)な状態がなかったため、すっかり落ち着いて暮らしていました。

ただひとつリトリート前と明らかに違うことは、考え方とライフスタイルがすでにまた良い方向へ大きく動いていることでしょうか[ぴかぴか(新しい)]

では、リトリートが開催された場所をご説明しましょう。
(詳細は、ひとつ前のブログ記事をご参照ください)

今回も、2年前と同様にニューメキシコ州で開催されました。日本からは、ロスやダラスなどを経由して、ニューメキシコ州のアルバカーキまで15時間ほどかかります。都市部の空港とは雰囲気が全く変わり、アルバカーキ空港にはiPhoneに夢中になるビジネスマンはほとんどいません。どちらかというと、西部劇に出てきそうな、ウェスタンハットをかぶったおしゃれな地元の人々を多くみかけます。

ここから、皆さんもご存じのサンタフェまでは北へ1時間30分ほどのドライブ。リトリートが開催された地は、西の方角へ3時間ほど車で走ったところにあります。ナバホやズニ、アカマインディアンの聖地を通り、スカイシティ(標高2314mの岩の上に建つ町)を横目に、エル・モロ国定公園やエル・マルパイス国定公園(溶岩の荒地)を抜けてドライブは続きます。ここはヴォルテックスのへそ。この地に立てば、地面から、空から、木や空気から、ごうごうとエネルギーが放出されているのを感じます。近くに地下洞窟が眠っているというのも頷けます。

古代のネイティブアメリカンの住居、2年前と同じ角度で撮ってみました。
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2年前のリトリートでは、野生オオカミ保護区の中にあるキャビンに滞在しましたが、今回は「Oso Vista(オソ・ビスタ)」という、ある女性が所有する邸宅に滞在しました。この邸宅は、彼女の自宅でもあるのですが、ちょうど私たちのリトリートが来る前に「今後は、自宅をナバホの智恵を学びにくる人たちのための宿泊施設=リトリートセンターにしよう」と決めたそうです。そう、まるで私たちのために彼女がこの場を開放してくれたかのような[ぴかぴか(新しい)]

リトリート参加者は、アメリカ・カナダ・日本(主人のスチュアートはオーストラリア人)から集った計12人。参加登録したメンバーのうち、数人は不調などの理由で実際に参加することができませんでした。そして最終的に揃ったのが、選ばれし者12人。

最初に現地入りしたのは、ポール・志野夫妻。次に到着した私とスチュアート。その後、日本から2名の参加者が到着。そして、カナダとアメリカ本土からメンバーが続々とOso Vistaに集まります。参加者は、2百万ドルビジネスのオーナー、その奥さまはヒーラー兼セラピスト。企業の省エネ対策の専門家と、その奥様はパブリックスピーカーのトレーナー。一流ブランディングのプロフェッショナル、ヨガインストラクターに、某大手企業のエンジニア・・・等、ユニークな面々が集まりました。ほぼ初対面のこのメンバーですが、この時はまだ誰も、このリトリートの真のパワーを知りません・・・。


さて、参加者12名のうち、夫婦での参加は私たちを入れて4組でしたが、それぞれにぴったりの部屋が準備されました。そして、私とスチュアートは、ポール・志野夫妻の「上」にある部屋に滞在しました。そこは、あまりに可愛くて、初めて見た時に「ホビットさんのお部屋」(ロード・オブ・ザ・リングから)と呼んでから、最終日まで大切に過ごしました[るんるん]

家の一番奥にある小さな扉を抜けると、
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マスターベッドルーム。
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サイドの壁の、ナバホの装飾をみながら階段を登っていくと・・・
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可愛い「ホビットさんのお部屋」。
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窓からの景色。夜は、満点の星を見上げて眠ります・・・
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さて、邸宅所有者の女性の名はマーガレット。いつもお洒落な服装に、モカシンの靴。さらさらのストレートでブロンドヘア。話し方に知性がにじみ出る女性です。生まれはニューヨーク州で、美術を専攻していた大学生の頃、学びの一環でニューメキシコ州を訪れたのだそうです。彼女も、ただ「来て・帰った」だけはありませんでした。この地に来る人は誰もが「理由があって呼ばれる」ようですが、彼女も同様、滞在中に何か強烈に惹かれるものがあったのだそうです。

移住を決めてニューメキシコ州で美術の教育関係の仕事に就き、結婚して二人の息子を育て、一時は近隣の州に移住したものの、息子たちが成人したことを機にこの邸宅へ戻ってきました。戻ってきてから、彼女は「この土地で自分には一体何ができるのか」と、悩み、そしてある人に尋ねたのだそうです。すると、その方は言われたそうです。
「マーガレット、土地には聞いたのかな?」

彼女は、最も大切な「土地」には聴いていませんでした。そして、瞑想を続けていたある日、ビジョンで彼女が『ホーガン』を建てることを知ったそうです。ホーガンは、ネイティブアメリカンにとっての神殿のような存在で、中央に「ポータル」(この世と地下世界を結ぶ神聖な地点)という一点があり、この点を中心にし設計され、建設されます。(このポータルをつなぐ役目を担っているのが、ネイティブアメリカンのメディスンマン)


【Oso Vistaから数メートルの距離に実際に建てられたホーガン】
オソ・ビスタ Oso Vista


ビジョンで得た具体的な方角、女性性のホーガン(男性性のホーガンもあります)を知った上で、彼女はこの地の山から特定の木々を探しだし、山に許しを得て伐採し、伝統的な方法でホーガンを作りました。それから、年に数回、ネイティブアメリカンの智恵を学ぶためのキャンプや、祀りごとに使われています。神聖な土地への愛と敬意が表れた、2000年に生まれた伝統のホーガンです。


実は、私とスチュアートは最終日にこのホーガンで結婚式を挙げることとなるのですが、結婚式をすることは私たちの計画にありませんでした。お寺で生まれ育った私にとっては、誓いを立てるならばそれはお釈迦様に対して心で誓うもので、イベントのような儀式にする気持ちはありませんでした。
しかし、宗派や思想を超えて信仰をもつ今、お釈迦様だけでなくあらゆる先導者の説く力強い法、そして彼らが目指した先にある場所が、「今」ここにある「生命」であり、「自然」であり、「地球」であり、それを理解する私たち一人一人の「心」と感じる今、大自然で行うのが私の中での理想でした。スチュアートも同じです。

私たちの唯一の希望は、アメリカに飛ぶこの貴重な機会を活かして、司祭でもあるポール師匠の元で真の誓いを立てることでした。もし可能であればニューメキシコ州で、しかし他に参加者の邪魔になるのであればオハイオ州でも・・・と、出発前日に遠慮気味にポール師匠には伝えたものの、他には希望は特にありませんでした。

そして、Oso Vistaに到着したその日の夕方、マーガレットと初めて会い、ポール師匠、志野さん、私たちで話していた時、マーガレットから「このホーガンで結婚式をして欲しい」と提案された時には、言葉で言い尽くせないほどの感謝と愛で満たされました。
そして、事前に全てを計画してくれていたポール師匠と志野さん、そして参列した大切なファミリーに心から感謝しています。この日に感じた「感謝」と「愛」と「コミットメント」を、生涯忘れることはありません。


DSCF5754.JPG



続きはこちら...
『2.太古の民族アナサジ』

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